ジャパネットたかたのチャータークルーズで有名なスプレンディダ乗船レポートその2

<30日>大阪を出港し、次の寄港地である台湾の基隆までは時間掛かるため、終日航海。連日椅子取り合戦中のブッフェを避け、10時から始まる『ブッチャーズカット』という有料レストランに行く。5ドルで美味しい野菜入りオムレツなど食べられます。しかもお客、私だけ。終日航海日はとにかくノンビリ出来る。午前中は部屋で仕事。午後トレーニングジムの後、ビールとワイン。

有料レストランはガラガラ

平成最後の日ということで、夜は22時(日本時間23時)から7階の大ホールで前祝いパーティ。22時45分に16階のディスコで平成のカウントダウン。何度かクルーズ船に乗ったが、7階も16階も今まで見たことの無いほどの混雑ぶり。踊れや歌えやの超賑やかなイベントでした。海はけっこう荒れているものの、時折波を叩く振動を感じる程度。大きいフネは揺れない。

文字通りのどんちゃん騒ぎ~

<5月1日>朝ご飯は5階のレストランを試す。8時30分の入場までとなってます。素晴らしいことに混雑していない。子供の居るファミリーの人気は14階のブッフェに集中している。普通のクルーズ船であればレストランの朝食もフルオーダー式。パンケーキやエッグベネディクトなど選べる。しかしスプレンディダは座る場所だけの提供で、ブッフェでした。内容も14階と同じ。

朝も昼もレストランは空いてます

12時過ぎに台湾の基隆が見えてくる(国内発着の外国籍船は必ず海外の寄港地が一つ以上必要)。アジアの人気経由地とあり、中国ベースで運航されている大型新造船『マジェスティック・プリンセス』に1番便利な街中の埠頭を取られていた~。スプレンディダは1番手前の貨物船埠頭。市内まで遠く不便を覚悟す。13時着のため1時間待って14時に下船口へ。

ポールポジションを取られた!

するとどうよ! すでにガラガラ。皆さん船内から出ないのかと思ったら、そうじゃありませんでした。算数苦手な大阪税関はキャパ不足になり日本人相手で2時間掛かったものの、基隆の場合、税関だけでなくイミグレーションも有能な役人揃っており5000人の下船を余裕で裁いた。次の寄港地である沖縄税関とイミグレーションはいかに?

我がスプレンディダは一番遠くに

さらに驚いたのは下船してからです。目の前に駅前までの無料シャトルが出ており、これまた1時間後しか経ってないのに待ち時間無し。素晴らしい寄港地だと感心しきり。あいにくの雨交じりの天気ながら、基隆市内に出る。バスで10分。大雨という感じでもないため、タクシーで九分と並ぶ有名観光地の十分に行く。開運の熱気球を飛ばせるので有名です。

九分の次は十分に!

到着したら大賑わい! 帰りの足が心配のため乗っていったタクシーに待っていて貰い、熱気球など飛ばしてみました。いろんな願いを書くのだけれど、改めて考えてみたらすでに野望無し! 「天下太平」とか「感謝」とか家族の名前を書いて飛ばす。4面願いを書ける上級バージョンで750円。見てるとスンゴイ数が飛んでいく! 山に落ちて燃えないのか?

やっぱりたまに落ちて燃えるそうな

基隆から十分まで往復し、40分くらい待って貰ってメーターは930元。親切な運転手さんだったので1100元(4000円)渡したら大喜びでした。基隆に戻るとちょうど晩ご飯の時間になったから有名な屋台街。スプレンディダの乗客もたくさん押し寄せているらしく、どこも日本人の家族連れで賑わっている。台湾、治安も良く日本人にやさしいです。

美味しいし安いし楽しい!

フネに戻り20時15分のショーを見て、22時からの『ホワイトナイト・パーティ』(上下どちらかに白い服を着れば良い)。船内イベントはクルーズ会社が最も重視しており、楽しませてくれます。最も高く評価されているのは『ロイヤルカリビアン』。続いて『ノルウェイジャン』。MSCはイマイチだと言われているが。それでも最低レベルをクリアしている? 毎晩楽しい。

シアターは2階もあって大きい

<5月2日>朝から天気悪い。8時前に14階のブッフェへ行くと案外空いてます。皆さん疲れ気味のため徐々にピークがズレてきたのか? ブッフェをジックリとチェックすると、日本食がありました。御飯ときんぴら、明太子、味噌汁、焼き魚等々。洋食は通常の朝ご飯アイテム全てあり。なぜかワッフルが稀少品といった状況。味はダメ~普通の間です。

14階のブッフェ

雨やんだので2日目も10時に下船してみた。全く待つこと無くシャトルバスに乗り込んで市内到着。2時間ほど散歩しながら早めのお昼を食べる。せっかく台湾に来たんだから台湾の食べ物でしょう。そういえば横浜に居たノルウェイジャン・ジョエルが街中に近い埠頭に本日入ってきた。もはや基隆は日本人だらけです! あちらのフネも家族連れ多い。

ノルウェイジャン・ジョエルも基隆にやってきた

クルーズ船で来ただろう日本人に出会うと(クルーズカードを首からさげていたりフネ支給のカッパを着ているのですぐ解る)、観光客向けと思えない場所にある屋台で水餃子を食べてる家族がいると思えば、屋台であれこれ買い物していたり。楽しめる人が増えてきましたね。台湾ラーメンとタピオカミルク紅茶飲んで12時帰船。帰りも混雑無く快適です。

台湾は楽しい! 皆さん親切だ

と思っていたら、後で知ったのだけれど2日目の朝は9時過ぎまでシャトルバスが用意されておらず、したがって街中に出る手段も雨の中を歩くのみ。大混乱してたそうな。私はその後に下船したということです。基隆港は大型のクルーズ船のターミナルが3カ所あり、港の最も奥なら「大当たり」。基隆駅前のであれば「当たり」。今回「大ハズレ!」です。<その3はコチラから>

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