ナフサの増産でガソリンが余剰気味に。お国のことを考え今や驚くほど安いガソリンを満タンに!
ゴールデンウィーク中はガソリンの需要期と言うことで普通なら値上がりする。驚くことに今年は安い! 東京都内すらハイオクで170円を下回るほど。なぜか? 石油事情に詳しい人に聞いてみたら、現在ガソリン余りの状況なのだという。文頭の通りゴールデンウィーク向けにガソリンを多く手当てしたところ、今年は予想していたより消費量が伸びなかったようだ。
天候や不景気、インバウンド需要で宿代が上がるなどの理由なのか、今年のゴールデンウィークはクルマの動きがイマイチだった模様。実際、安近短傾向である。かくしてガソリンがダブついてしまった。一方、ナフサ不足をカバーするため原油の精製量は増加傾向。これまでナフサは原油と別に中東地域から調達していた。そのルートが細ったため、日本で原油からナフサを作る。
原油を精製すると様々な製品になる。もちろんナフサも出来ればガソリンも出来る。ガソリンは需要が限られているため、余り気味になってしまうワケである。繰り返すけれど、今まで原油と別にナフサとして需要の60%を輸入していた(うち75%が中東)。政府はナフサの調達も始めているものの、今まで中国やアジアから調達していたナフサ由来の製品が厳しい。
いずれにしろ国内で原油をドンドン精製しているため、バランス的にガソリンが余ってしまっている。保管していても酸化しにくい原油と違い、ガソリンは揮発しやすい。タンク一杯になったら持て余してしまう。一時的にナフサとガソリンのバランスが取れなくなっているということである。我が国の事情を考えれば、とりあえずスタンドに行って安いガソリンを満タンに!
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