アルフォンソ世代デザインの初出となる新型エクストレイル登場!

今まで何回か「日産のデザインテイストは大きく変わる」と書いてきたけれど、ついに”フル新世代”の新型エクストレイルがデビューしましたね! ボディサイズほぼ同じ。フロントグリルこそ見慣れた感じながら、内側から圧力を掛けて「パンッ!」と張ったような面構成だ。なのに全体の雰囲気はクール。RAV4と同じジャンルのSUVながら、全く違うテイストを持っている。

それでいて真横から見たときのシルエットはRAV4と似た雰囲気を持つ。このクラスのSUV、空気抵抗やキャビンスペース、歩行者傷害対応、タイヤサイズ、最低地上高など考えていくと、同じようなハードポイントになってくる。これ、軽自動車と同じ傾向。その中でどうやってデザイン的な面白さを出していくかと言うことになるワケ。新型エクストレイル、日産らしさが出ている。

6月15日に発表されたアメリカ仕様(ローグという車名)は181馬力の2500ccエンジン搭載モデルのみ。おそらくアメリカは販売台数落ち込んでいるため、とりあえず早く出したいということなんだと思う。けれど本命は熱効率で50%超えを狙っている新世代の超高効率発電エンジンを使うeパワーである。ノートやセレナのeパワーは高速巡航の燃費を苦手としていた。

エンジン直接駆動モードを持っていないため、高速域だと効率良くないのだった。ノートで90km/h。セレナだと80km/h以上出すとトヨタ式ハイブリッドに勝てない。新世代eパワーは100km/h以上まで直結モードに負けず、それ以下の速度域では抜群の効率を実現するという。日本仕様は新世代eパワーが完成してからの発表になるため、早くて年内という感じ。

加えて何より凄そうなのが運転サポート技術。飯嶋さん気合い入ってる。プレリリースを見るとスカイラインのプロパイロットⅡと同等の性能を持つそうな。もちろん自動ブレーキ性能だって世界TOP級のようだ。総合評価でボルボXC60やBMW X3と同等以上を狙った模様。RAV4と真正面から勝負出来るような価格設定で出てきたら、けっこう面白いんじゃなかろうか。

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