トヨタ、ル・マンで優勝したいのなら開幕戦は少し抑えればよかったのに、と思う私はアカンか?

クルマ好きとしちゃトヨタが「ライバルのいるル・マン24」で表彰台の真ん中に立つことを見たい。されどトヨタの戦い方を見てると、ル・マンは重視してないんじゃないかと思えてしまう。説明するまでもなく、WECは強いクルマにBOPという制限を掛ける。実力や実績に応じ、車重を変えたり最高出力を絞ったりするというもの。F1やWRCじゃあり得ないルールである。

同じ耐久競技であるマラソンでいえば「おまえは速いので背中に3kgの荷物背負え」とか「飯の量を減らせ」みたいなことをやり、みんなに勝てるチャンスを与えましょう、ということ。しかも今年はBOPが公開されない。もはや主催者の気分次第と言ってよかろう。実際は様々なファクターを考慮していると言われているけれど、三味線を弾かれたら全く解らないです。

ル・マンで勝ちたければル・マンの時のBOPを有利にしておかねばならない。それにはル・マン以外で強くて速いところを見せちゃイケないのだった。今年のWEC開幕戦はイモラである。フリー走行を見る限りフェラーリ速そう。けれど昨日のレース本番は途中トヨタがワンツーを走り、結果も優勝と3位という強くて速いレースを見せた。当然ながら主催者はBOPで調整を考える。

もちろんトヨタだって認識しているだろうから、次のレース(5月9日のスパフランコルシャン)は「BOPを厳しくされた」ということを理由に三味線弾くかも知れない。そんなことしたら主催者だって「おかしい」と勘ぐるだろう。ヨーロッパの知り合いのジャーナリストによれば「開幕戦は速かった。ル・マンのBOPに影響を与えると思う」。繰り返すがBOPは公開されない。

トヨタがどういうコンセプトでWECを戦っているかよく解らない。ガチで戦いたいのなら、それもいい。ただハンデ戦ということを考えると、そもそもガチの戦いと言えない。強くて速ければル・マンに勝てるというワケじゃないです。イモラとスパは三味線を弾き、ル・マンで優勝して欲しかった。WECで価値あるのは何と言っても一度も勝てていないル・マンだと思う。

繰り返すけれどWECは耐久。どんなBOPになっても勝てるほど強くて速いのなら最初からガンガン行けばよかろう。されど「少し速い」くらいだと序盤から飛び出しても意味ない。主催者は「誰でも勝てるレース」を見せたいのだった。シーズン全体を考えれば、ル・マンで接戦を繰り広げ優勝! 以降、BOP厳しくなるものの、シーズンは僅差でチャンピオン取ることだと考えます。

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3 Responses to “トヨタ、ル・マンで優勝したいのなら開幕戦は少し抑えればよかったのに、と思う私はアカンか?”

  1. すえっこ より:

    トヨタには、三味線なんか引かずに、ガチでルマンに勝って欲しい。白人の都合の良いルール変更をねじ伏せて。

  2. beart より:

    インディー500などと同じで、WECはイベントの重みが
    ルマン>>>>WECの他の全レースの合計
    ですからね。

    ただ、モリゾー氏は三味線的な姑息なことはしたくないメンタルの人なんだと思います。

  3. KUMA より:

    例年と同じく、開幕2連戦連勝して、ルマンで勝てないパターンですね。ただ、連勝して、ルマンで勝ったカッコ良すぎます。
    今年はACOが大好きなポルシェがいないので、BOPはどうなることやら。少なくても、トヨタとフェラーリは同一条件でいいと思います。

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