三菱のディーゼル

東京モーターショーに出展されていた2010年発売予定の三菱クリーンディーゼル、予想を大幅に上回る性能を目標としているようだ。何と2,2リッターで204馬力/42,8kgmだという! トルクはランエボXに匹敵するから驚く(おそらくツインクラッチATの耐用トルク限度一杯としたのだろう)。最大過給圧も1バールを楽々越えているに違いない。参考までに書いておくと日産GTRの過給圧、0,75バールです。現在世界で最もクリーンなトヨタの2,2リッターディーゼルが177馬力。エクストレイルに搭載されるパワフルな2リッターM9Rは173馬力。高い評価を得ているホンダの2,2リッターなんて140馬力でしかない(間もなく登場する新型は180馬力級か?)。三菱の次世代ディーゼルなら3〜4リッター級のノンターボのガソリンエンジン搭載モデルの代替エンジンとして使えるだろう。加えて次世代のディーゼルの大きなネックになるATもツインクラッチで対応可能。エンジンに見合う魅力的なクルマを開発し、ブランドイメージを高められれば三菱大復活の可能性も出てきた。

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