北米で発売されるマツダ3ターボ、日本発売は「未来永劫無い」方に10万ペリカ!

マツダ3にターボモデルを追加する、というニュースで盛り上がっている。北米大陸向けは2021年モデルから販売されるということだから、遅くとも年末までに買えるようになると思う。この流れを受け、多くの日本のメディアが「日本仕様は来年か?」みたいに報じてます。いつ出るか? 私としちゃ未来永劫日本発売無い方に10万ペリカ掛けてもいい。燃費規制のためだ。

日本とヨーロッパは厳しいCAFE(企業平均燃費)を導入する。ヨーロッパが2021年。日本2020年ながら、年式に対する考え方の違いによるもので、実質的には今年末からということになります。ヨーロッパも日本も数値的には大差なく、日本の場合、JC08で20,3km/L。マツダで販売している全ての車種の平均燃費が20,3km/Lに達しないと圧力掛けますよ、という内容。

ヨーロッパだと燃費悪い販売台数分の罰則金を取られる。日本だと未達車種は100万円払えばいい。その代わり強い強い行政指導が行われると認識すればよかろう。相当の理由ないと型式認可されません。マツダ3に可能性あるかとなれば、皆無に近い。そもそもアクセラのようなディーゼルの2,2リッターターボモデルすら設定出来なかったほど。ガソリンターボなど無理筋です。

とはいえマツダが少し違う路線を進み出したことは大歓迎したいと思う。今までのマツダ、ブラックサタンがこの手のハイパワーモデルを禁じ、加えてグレードによるボディの変更も認めていない。なのにマツダ3ターボの情報を見ると、250馬力/450Nmと、かつての『マツダスピードアクセラ』に匹敵するスペックのエンジンを、オプションながらドレスアップしたボディに載せてます。

おそらく北米事業担当役員の毛籠さんの強い意思なんだと思う。毛籠さん、以前からマツダにはこの手のクルマが必要だと言っていた。もしかしたらブラックサタンの権力、弱まってきた? ブラックサタンのポジションを毛籠さんにしたらずいぶん変わってくるんじゃなかろうか。マツダ3のターボ(4WDです)、楽しいクルマに仕上がっていると考える。乗ってみたいですね~。

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