最近よくトヨタの佐藤新社長について聞かれます。どんな人なんでしょうか?

あまりに存在感が大きかった豊田章男さんの後継ということで相当な注目度になっている佐藤新社長ながら、現時点で章男さんほどの情報無い。果たしてどんな人柄なのか? 3日間部下になればどんな人なのか解ると言うけれど、私ら内部の人間じゃ無いため解らない。ただ長い間このギョウカイにいるし、佐藤さんについていえばGazooのプレジデント以降、少しだけ接点あります。

写真使わせて頂きます~/ダイチャレ

狭い範囲になるものの紹介してみたいと思う。まず新社長が決まって以後だけれど、フットワーク軽い。まだダイハツの社外取締役でもあるため、2月下旬に今年から再開するダイハツチャレンジカップのため沖縄へ。終了後、名古屋に戻ったと思ったら、次の週末も沖縄。来年から沖縄でGazooラリーチャレンジを開催する(沖縄で初めてのラリーです)、そのプレイベントです。

写真使わせて頂きます~/Gazoo

同時進行形で休日は新社長に決まる前から沼にはまっている86のレストア現場に行って楽しんでます。86のレストア、周囲から「現代流にモディファイしたらどうですか」と言われているようだけれど、まずオリジナルで86を味わいたいと頑張っている。やっと動くようになったようで何より。といったことから、クルマ好きであり、気軽に様々な現場に顔を出すタイプだと伺えます。

写真使わせて頂きます~/佐藤さんの86。パンダです

また仕事面でも3月10日に行われた「全国トヨタ販売店代表者会議」で直販(テスラのようなネット販売)は絶対にやならいと明言したという。お客さんにとってディーラーはサービスの拠点だし、メーカーによってもディーラーがお客さんと接する重要な現場ということ。全面的に肯定したい。やはりクルマって命を預ける大切な相棒。電気自動車の時代になっても変わらない。

少しばかり意外だったは章男さんがもっと存在感をアピールするかと思いきや、14年間のプレッシャーから解放されたのか外に出てきていない。もちろん遠からず活躍の場が見えてくるだろうけれど、トヨタの舵取りは佐藤さんに任せた感を強く感じさせる。今のところ良い感じでの出港になった気がします。佐藤さん、対外的には明るいし行動的だし何より自分の意見を発信している。

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2 Responses to “最近よくトヨタの佐藤新社長について聞かれます。どんな人なんでしょうか?”

  1. アミーゴ5号 より:

    世界のトヨタを背負って立つ訳ですから、プレッシャーまみれだと思うのです。

    すっかすですね、
    新社長から、その手の気負いが感じられないのが本当に不思議。

    兎にも角にも仕草の全てが、自然体に映ります。

    特に愛車レビンの動画を見ると、クルマ好きな気のいいおっちゃん状態ですもんね。

    モリゾウさんの路線踏襲は、大企業では相当イバラの道だと思いますが、是非是非加速していって欲しいと思います!

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    佐藤新社長存じ得ないのですが、第一印象は「でっかいモリゾウ氏」でしょうか?
    章夫「社長」とか豊田「自工会会長」みたいな公共的な「顔」というよりモリゾウ氏のようなモータースポーツの「顔」またはカーガイな「顔」。
    ご自身がレースやラリーに出場されれば最早「継承者」かも。(上から目線でスミマセン)
    86レビンはトランクがある2ドアクーペのスタイルが好きです。
    3ドアハッチバックはトレノが似合う。
    でもどちらにせよ希少になってしまいました。
    最早事故車じゃない個体を探せないくらい。
    こういうネオクラシックカーを再生することは、オーナーのみならず日本車文化全体の財産保全ともいえることだと思っています。
    何だかまたトヨタが面白そうなことやっている、そういう路線を継承していってくれることを期待します。

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