ホルムズ海峡封鎖の影響をAIに聞いたら「安心せよ!」じゃなく品薄になる物資や価格高騰を列挙

政府は「石油の供給体制に問題なし」とし、節約令を出す気もないようだ。興味深いのでAIに「不足する日用品や食材は?」聞いてみました。グロックの回答を下に紹介しておくけれど、チャッピーもジェミニも同じような内容。問題ないと言う判断をするかと思いきやけっこう厳しい。私もAIと全く同じように考えてます。なのに政府は「在庫を吐き出せ」としか言わない。

石油調達について経産省の読み

また、経産省は『中東情勢を踏まえた燃料油・石油製品の安定供給確保及び重要物資の安定的な供給確保のための対応方針』を発表した。驚くことに「赤沢経産相の努力で調達は順調。目詰まりは在庫を抱えているためなので放出させる」というプランAのみ。お金に糸目を付けない調達計画の結果となる価格高騰に全く触れていない。財務の甘さは日産並。読みの甘さでホンダを凌ぐ。

一番の「凄いね!」は、ホルムズ海峡が開いたらすぐ従来通りの量を輸入できると試算していること。本来なら早いタイミングで節約を訴えるべきだと思う。そうそう。電力や都市ガス、LPガスは中東依存度低いため問題なし。ちなみにAIの文章は面白くないです。教科書的と言ってもいい。これならまだ私の怪しい文体でも生き残れるな、と思った次第。文章書くのに石油は不要だし。

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日本は原油輸入の94%超を中東依存しており(ホルムズ海峡経由が大半)、ナフサ(石油化学原料)や肥料などの供給も連動して打撃を受けています。政府は国家備蓄(約8ヶ月分相当)を放出中(3月から80百万バレル規模)で、代替調達(米国など)も進めていますが、タンカー到着が最短6月以降と遅れるため、短期~中期で影響が拡大しています。

ナフサの調達元/経産省

即時的な「在庫切れ」ではなく、価格高騰・減産・出荷調整が主ですが、長期化すれば一部品薄が現実味を帯びます。以下に分類してまとめます。

1)日用品 ナフサの輸入停滞(中東依存約44%+国内生産分も原油依存)が最大のボトルネックです。ナフサはプラスチック・合成化学品の原料で、在庫は約20日分程度と薄いため影響が早いです。

プラスチック製品全般:食品用ラップ・トレー、ペットボトル、ゴミ袋・レジ袋、包装フィルムなど。メーカーが5月下旬から30%値上げ発表。生産調整でGW明け以降に店頭から一部商品が消える可能性。

洗剤・シャンプー・化粧品・石鹸類:石油化学由来成分が多く、クラレなどが20%値上げ。合成洗剤全体で影響大。
塗料・合成ゴム・合成繊維製品:家庭用塗料、タイヤ、一部衣類・繊維製品。
燃料類:灯油・重油も節約要請が出る可能性あり。
その他:ユニットバスなどの住宅設備、医療用品(注射器・手袋の一部)。

これらは「石油の血」として製造・物流の基盤。減産が続けばスーパー・ドラッグストアで代替品不足や便乗値上げが広がります。

2)食料 直接的な食料不足ではなく、肥料・燃料・包装・輸送コストの複合影響です。中東は世界の肥料(尿素・アンモニアなど)の3割近くを供給しており、海峡封鎖で価格が30-40%上昇(一部2倍の試算も)。農業・畜産・加工食品に波及します。

包装依存の加工食品・スナック:ポテトチップスなどの揚げ物(重油不足で一部メーカー生産停止例あり)、缶詰・レトルト・菓子類。包装フィルム不足で出荷制限の可能性。

卵・鶏肉・乳製品:飼料(輸入トウモロコシ)の輸送費高、養鶏場の電気・燃料代、プラスチック包装費の上昇。卵パック価格はすでに高止まりで、秋以降さらに影響(鳥インフルも重なる)。

野菜・果物・米・麦類:肥料高(特に尿素・リン酸塩)で生産コスト増。ビニールハウス加温燃料、トラック配送の軽油高。輸入野菜や加工野菜は特に打撃。

肉・魚:漁船燃料(軽油・重油)高で漁業圧迫、畜産飼料・輸送費増。全体的に生鮮食品の値上げが加速。
パン・麺類などの主食加工品:小麦・包装・輸送の連鎖影響。

農林水産省・帝国データバンク試算では、原油50%高で家計支出が年間2.5万円超増える可能性。食料自給率の低い日本では、価格高騰が「実質的な品薄感」(買いたくても高くて手が出ない)を生みやすいです。

今後の見通しと注意点短期(5月まで):備蓄放出で燃料・化学品は「必要量確保」見込み。ただし価格は上昇継続。代替原油到着まで耐える。
中期(6月以降):封鎖長期化ならナフサ・肥料不足が本格化。GW明けに定番商品の店頭消失リスク。

対策:不要不急のプラスチック製品・燃料の節約、長期保存食の適度な備蓄、価格監視を。食料は国産・季節ものを優先すると影響を軽減できます。この影響はエネルギーだけでなく、日常生活全体のコストプッシュです。状況は日々変わるので、経済産業省・農水省の最新情報を確認してください。

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AIを信じるのも政府を信じるのも自由。確実に言えるのは、現在調達している石油は今までより圧倒的に高いと言うこと。お金出せば買えるかもしれないが、値上がりする商品続出になること間違いなし。そもそも輸送費まで考えたらWTI先物どころの価格じゃないと思う。AIは原価で1,5倍と予想してる。ガソリンや軽油の補助だって予算を考えたら長く続かないだろう。

現在のイランの状況は天皇陛下がいない大日本帝国の昭和20年前半のような状況。もはや軍部の独走を止める人も術も無し。歴史に詳しい人ほど「しばらく終わらないな」と受け止めることだろう。アメリカが折れるしかなく、そうなるのは中間選挙になる? 知恵を出してこれから来る荒波を乗り切って欲しい。気持ちと物資の準備さえしておけばやりすごせると思います。

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