箱根駅伝でヒッソリ走っていた燃料電池グランエースに試乗してみました~! 超快適!

このクルマはなんでしょう? ボディサイドに「FCV」と貼ってあるので燃料電池車ですね、と思った人が箱根駅伝を見ている人にいて「知ってますか?」と聞いてきた。そいつを1月4日に記事化したのがコレ。トヨタの燃料電池領域のTOP、けっこうなアイデアマンらしい。燃料電池の使い方についていろんなことを考えているそうな。箱根駅伝グランエースが第1弾だという。

昨日、燃料電池は夢や明るさが無いと伸び悩むと書いた。なんたって未完の大器。そいつを燃料電池の市販車開発チームはMIRAIという、早くも競争力を持つクルマに仕上げてきたから素晴らしい。されど夢や明るさという点で少しばかり物足りない。華やかな舞台に立たせようという方向性も無し。環境問題を前面に出せば、マイナス面をカバーすることしか出来ないです。

一方、燃料電池全体を見ている部門のTOPは、新しいチャレンジをしたいようなのだ。燃料電池で攻めようとしている。可能性を考えてるんだと思う。興味深いことに4気筒エンジンを搭載してあったグランエースのフロントスペース、燃料電池がどこにも干渉せず入ったそうな。下の写真を見て頂ければ解る通り、全く違和感無し! クロスメンバーもそのまんま!

燃料電池は発電所。移動用オフィスというコンセプトでクルマ作りをしたというが、電気使い放題! しかも超静か。発電機をバタバタ回すこと無く、エアコン効いた快適なキャビンスペースで仕事出来る。使い勝手や試乗レポートについちゃ近々「ベストカー」と「くるまのニュース」で紹介したいと思う。かのんちゃんのユーチューブでも御覧頂けます。

燃料電池領域のTOP、第2弾や第3弾を考えているらしい。いや、第2弾は燃料電池救急車として3月31日に発表されてましたね。さらにキャンピングカー業界からの引き合いも多くキッチンカーなどの可能性だってあります。いずれも環境問題がファーストプライオリティじゃなく、静かさ電源供給能力に代表される燃料電池の特技を活かしている。試乗レポートをお楽しみに!

 

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