謹賀新年 今年もよろしく御願いします。

新型コロナに始まり新型コロナで終わった2020年ながら、私はそれほど辛い1年じゃなかったような気がする。海外こそ2月29日にオーストラリアから帰国して以後一度も出られなかったけれど、ラリーにもレースにも出られたしクルマいぢりだってした。感染防止策を万全にしながら関係者の皆さんと厳しい般若湯修行。誰もいない京都など堪能。沖縄視察も2度。

おそらくワクチンの接種が可能になる夏前くらいまで今のままだと思う。その前に1~2月は極めて厳しい状況になるだろうけれど、何とか乗り切って「タイヘンだったね!」という過去形にしたい。1日でも早くリカバリーするための”秘策”は前向きになること。昨今の我が国を見てると足を引っ張る輩の意見を聞きすぎるように思う。マイナス意見は聞かない方がいい。

自動車メーカーでいえば「可能性あることなら前向きに取り組もう!」というプラス志向の代表格がトヨタ。「それホントに上手く行くのかよ?」という反対意見に勝てないマイナス志向の代表はホンダ。まぁプラスだと思い込んで間違った方向に進んでいるメーカーや、お金無いからナニもしないというメーカーもありますけど。2021年はこのあたりの判断が結果になる。

ちなみに「強いリーダーシップ」と「独裁」の違いは、グループを引っ張る人が自分の道を正しいかどうか判断出来るかどうか、です。私のようにダークサイドの掲示板で個人としちゃ日本一叩かれ、Yahooの記事じゃ罵詈雑言を浴びても、家族や友人や知人、そしてサポーターから貰うアドバイスやバックアップに励まされ、時に批判されるといろんなことを考えさせられます。

もう一つ。日本が遅れつつあることも認識したい。下はボストンダイナミクス社の最新動画。2足歩行型のロボットといえば世界初はホンダだったけれど、今や圧倒的大差が付いている。ホンダは2歳児のまま。世界の先端についちゃ下の動画を見て貰えば解ると思う。本来なら我が国も突き進むパワーが必要なのに「そんなモノ必要か?」とか追求されたら歩みを止めちゃう。

「青年よ大志を抱け!」という文言は、日本人の本質を突いているのかもしれない。昨年末に盛り上がったカーボンフリー化。本来なら人類が地球を汚さなくなる大きな1歩になる。技術の進化のたまものです。なのに「出来ない!」と決め込む人が多いこと! 評論家ならそもそも信じられてないし間違えたって誰も相手にしない。けれど投資を伴う産業となればそうもいかぬ。

自動車産業を見ていると、このままだと脱落してしまう企業が出てくるんじゃないかと感じる。まず2021年の動き次第じゃマツダと三菱自動車が厳しい。決定的な危機感なく、かといって変革の速度感無し! 電気自動車の流れに乗り遅れたらスズキとダイハツも生き残る場所がなくなる。行動半径の短い小型の車両は電気自動車の得意分野ですから。考え方を変えるのなら今年しかない。

とにかく前を向き、明日を信じ、夢を見て、明るいことを考えていれば必ず何とかなる。そしてどんな小さいことでもいいから1ヶ月に1回くらい楽しいイベントを作りましょうや。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ