黄砂の季節到来! 洗車に注意!

ここ数日、クルマの上に細かいホコリが積もっている。この中に黄砂まで混じってきた。週末、雨上がりで洗車を考えている人も多いだろう。その場合、洗車機の使用は注意した方が良いと思う。乾いた塗装面に黄砂など硬い粒子を付けた状態で洗車機のブラシに掛かると、あっという間に細かいキズが付いてしまうからだ。以下、黄砂の季節の洗車方法を紹介しておきたい。

基本は手洗いである。ボディ表面に水をタップリ掛けよう。すると強風で飛んできた砂や土埃の大半は流れていく。そして必ずカーシャンプーを使う。シャンプーはボディに直接かけるのでなく、バケツなどの入れ泡立てておくこと。泡をボディ面に乗せるようにして、柔らかい布で水を流しながら丁寧に流す。ワックス入りのシャンプーも全く同じ使い方でOK。とにかく水を使う。

最近水を使わず、おしぼりのようなワックス効果のある液体を含ませた布や紙の洗車用品も出回っているが。これはホコリや黄砂など無い時に使って頂きたい。ホコリの付いたボディを擦ると、やはり細かいキズを大量に付けることになるから注意。とにかくホコリの付いたボディは水を使わないと厳しい。もし水の無い場所なら、水のある場所まで持って行って洗うこと。

洗車機を使うという場合、最低でも水を表面の汚れを落としてから必ずワックス洗車コースを選ぶ。水洗いだけだと滑りが悪くなり、やはり小傷を付ける要因になってしまう。最近洗車機のブラシはソフトな布製が出回っているけれど、やはり黄砂などで表面を擦ればダメージを受けてしまう。高いコーティングをしたような塗装面も、黄砂で擦られたら厳しいと考えていい。

クルマを下取り査定などに出すと、塗装の質で10万円前後価格が違ってくることも多い。そもそも塗装の傷んだクルマに乗っていると気分もよくない。週末に洗車は十分注意して頂きたいと思う。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ