中国、オイル漏れで新車交換とドイツへの旅、10年間のVIP対応だって(18日)

中国で新車のベンツがオイル漏れを起こしたとして車両交換。さらにドイツの工場にご招待の上、今後10年間VIP対応という沙汰になった。ベンツ、どうしてこんな対応をしちゃったんだろう。中国という国、今回の時のような対応方法が定まっていない。おそらく続々と同じようなクレーム付ける輩が出てくると思う。ベンツ以外でもやるかと。なんでこんな対応をしたんだろうか?

日本の自動車メーカーがヤラれたらどうする。新車交換しなければゴネられることだろう。ここは最終防衛ラインを決めた方がいいと思う。この手の対応をさせたら上手なのはヤナセです。ムカシからその筋の人や有力者にクルマを売ってきた。トラブルだってたっくさんあると思う。けれどオモテに出てこない。上手に個別対応してるってことです。個別対応、聞けば様々。

人によっては新車交換。場合によっちゃ金銭対応。はたまたクレーム付けてきた人の知人から絡め手で納める等々。新車交換だって新古車として売れば金額的な損失は少ない。ただ簡単に応じたら、新車交換の基準をハッキリ決めなければならないだろう。とはいえ基本は中国のようなケースだって新車交換などしないです。普通なら増し締め。エンジン精度に起因するならエンジン交換だ。

それともベンツは都市伝説になっている砂漠で故障したロールスロイスの如く「ウチのクルマはオイル漏れしない」とでも言いたいのだろうか? だとしたらスンゴイ自信だ。ベンツで初期トラブル出たら、全てベンツの責任になりますから。いずれにしろ今回は中国のモンスタークレーマーに元気を与えたと思う。神対応などと報じるメディアもあるが、最低の対応だと考えます。

この件、ベンツだけでなく他のメーカーも巻き込み、しばらく騒ぎになるだろう。果たしてベンツ以外の自動車メーカーがどんな対応をするのか興味深い。

 

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