初「釣れない」

そろそろ行徳沖のカレイの時期でしょ、ということで初釣りに行く。まぁ最近は「釣れない」に行ってくる、と言って家を出ますが‥‥。例年カレイの釣り船が沢山いる場所に行くも、全く姿見えず。正月休みなのか釣れないのか。前者だと自分に言い聞かせアンカー打って2本ほど竿を出す。

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釣れない予感はキチンと当たる

すると前者だったらしく全く釣れず。このところ東京湾内で釣れるのはアジくらい。タチウオは大船団の中に入らないとダメ。本来ならシーズンに入るシーバスも12月になって釣れなくなってしまったという。行徳沖を諦め、東京灯標に行きシーバスを狙ってみたが、なるほどじぇんじぇんダメ。

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海から見るオカの景色は楽しい

釣りの面白さは釣れなくても気分転換になるというもの。何か釣れるんじゃないか、という期待感がいいんだと思う。考えてみれば人生も同じ(この場合、主に仕事。恋愛も含む?)。サカナが喰う気になっていれば簡単に釣れるし、その気になっていないと、どんな名人だって釣れない。

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間もなく繋がる『東京ゲートブリッジ』。向こう側にスカイツリー

喰う気になっている時期にブチ当たれば大笑い。あまり喰い気なくても最適の道具と最適のエサを用意できたら、他の人より釣れます。したがって釣る満々で釣れないと切り失望するけれど、釣れればラッキーくらいの気持ちでいると楽しめるのだった。いずれにしろ釣りに行かなければ釣れないです。

釣りも人生も一筋縄じゃいかんワな。以上、釣れなかった言い訳でございました。往復の道路は正月らしくガラガラ。特に一般道が流れよくて気持ちよい。ただ極端に技量の劣るドライバーを多数見かけた。TOPでも書いた通り、高齢者の増加や技量の低下は大きな社会問題になると思う。

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One Response to “初「釣れない」”

  1. あやのこうじぼくまろ より:

    明けましておめでとうございます。
    今年も多方面にわたる修行のお話、
    楽しみにお待ちしております。
    たしかに人生(仕事、恋愛も)は周囲の前向きなオファーがあり、
    それに応える水準以上の行動と心配りがあれば、上手くいくものです。
    そこに国沢名人が居合わせば、まさに「入れ喰い」状態になるわけですね。
    >あまり喰い気なくても最適の道具と最適のエサを用意できたら、他の人より釣れます。
    (苦笑)景気が悪いとか、モテないとか思う前にすべき事が数多くあることに気づかされました。
    3日の東京湾は現在の日本社会の縮図だったのでしょうか?
    釣果は期待せず「釣れればラッキーくらいの気持ちで」
    いるのが良いのでしょうか。
    もちろん最適の道具と最適のエサを用意して「釣りに行かなければ釣れない」
    事を念頭に置かなければなりません。
    なんだか年頭から考えさせられました。
    このニュアンスを、私の周囲の若い人に伝えたくなりました。

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