VWのディーゼル、アルデヒド系の排気ガスを出します(27日)

昨日に引き続き本日も山中湖で取材だったため久し振りに河口湖に泊まり原稿書き。往復分の時間を仕事に当てられました~。ということでVWティグアンのディーゼルです。試乗レポートはカートップWebでお届けするけれど、気になったことが。アイドリングを長く続けていると、甘酸っぱいニオイの排気ガス出てきた。このニオイ、アルデヒド系のエミッションです。

クルマはVWらしくて良かったです

アイドリングを続けているとシリンダ壁面温度が低下し、軽油中の揮発温度の高い部分には芳香族炭化水素が多く含まれるため、このようなニオイになってくる。初期の頃のマツダのディーゼルもこういったニオイをだしていたけれど、最近無くなった。試しにボルボXC60のディーゼルを長くアイドリングさせたが、やはりアルデヒド系のニオイはしない。

アルデヒド系のエミッションはディーゼルの排気ガス規制に含まれないため法的には問題無いとされているけれど(しかも排気ガス試験で長時間のアイドリング無し)、敏感な人はシックハウス症候群になる。甘酸っぱいニオイが平気な人ならいいかもしれないが、私はダメ。VWディーゼルのアルデヒド系のニオイの件、おそらく同業者で私しか書かない情報だと思います。

日産の不正問題、危険かどうかという判断基準で考えれば大きな影響ない。ただこういった時に社長が出てこないと一般メディアは納得しないし、ユーザーからの反発も出ると思う。かくいう私もリーフのバッテリーの問題でノレンに腕押し状態になり(まだ回答貰っていない)、信頼できない状態。今の日産にはクルマを差し上げる人はいるが、責任を取る人無し。

台風24号、私の心の故郷である座間味の阿嘉島の西海域を通過すると思われるけれど、その時の中心気圧は935hPa程度。おそらく瞬間最大で70mくらい吹くかもしれない。台風22号は大阪で50mくらい吹き、屋根を飛ばし街路樹折り、クルマを横倒しにした。50mだと時速180km。70m吹けば時速250km! エネルギー量は2乗になるため、大阪の風の倍近いパワー持つ。

激しい南風吹くと、モロに阿嘉島の村の前の浜に高波が押し寄せる。以前は定期船付く港のブロックも崩壊した。沖縄といえども70mは珍しいです。前浜にテトラポットあるし珊瑚礁もバッファになってくれる。加えて最大限の準備はするだろうけれど、土曜日の11~16時くらいまで高台に避難した方がいいと思う。とにかく70mってハンパない。2~3時間続くことだろう。

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