イギリスの自動ブレーキ試験

JNCAPが行った自動ブレーキの試験を「よくやった」と評価する声もあるけれど、まぁ二番煎じというより五番煎じといった感じ。下のリンクは1月29日のTOPで紹介したイギリス保険協会の試験結果であります。これを見るとレーザーとレーダー、カメラの性能の違いがハッキリしますね。

試験結果は6ページ以降

ちなみにイギリスだとレーザー式は『LIDAR』と書いて「ライダー」と発音する。アテンザとCX-5、フォード・フォーカス、レーザーのみしか付いていないボルボXC60とV40が25km/hだと止まり切れずに衝突。フィアット・パンダと500L、VWアップは25km/hでも停止した。優秀です。

レーダー式やいかに? 日本だと20km/hまでしか停車出来なかったアウトランダーながら、イギリス仕様だと30km/hまで停止出来ている。どこが違うのかと比べてみたら、イギリスの試験車両はPHEVでなく普通のエンジン車。もしかしてPHEVだと車重増えた分だけキビシイのか?

ボルボは日本で販売しているV40と同じレーダー式の自動ブレーキの評価も行っている。結果は35km/hまで停止。JNCAPを見ると、この速度だとスカイラインを除く全ての日本車が衝突してます。ということを考えればV40の自動ブレーキって日本のレーダー式より10km/hくらい優秀。

イギリスでも強力な性能を示したのがスバルだ。なぜか最高52km/hくらいまでしか試験してしていないのだけれど、見事に停止している。しかもアイサイト2。アウトバックなのでマッド&スノータイヤだし。ということでイギリスでもアイサイトは高い評価を受けてます。ジックリ資料を御覧頂きたく。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ