スタッドレスタイヤ

そろそろスタッドレスタイヤの出番になった。どうせ新品を買うなら性能の良いタイヤにしたいと思うだろうけれど、困った
ことに宣伝はもちろん、雑誌の記事を見ても優劣を付けられない。みんな「アイスバーンでもガッチリ食い付く良いスタッドレスタイヤ」と紹介されているからだ。

まぁ宣伝は当然だ。けれどなんで雑誌記事まで宣伝になっちゃうのか? こらもう社会構造です。雑誌社にとってタイヤメーカーの宣伝は重要。比較テストなどやって優劣を付けたら大変なことになってしまう。ただタイヤメーカー側からしても、デタラメなテストをやられたらタマらない。

御存知の通り雪道って”海の波”と同じく、一定の条件など存在しない。常時状況は変わっていく。極端なハナシ、30分でミュー(摩擦係数)が変化する。なのに1回だけのテストで評価されるんじゃ納得できないでしょう。かくして雑誌社側も無難な記事を作らざるを得ないのだ。

けれどメーカーによってアイスバーン性能は圧倒的に違う。極端なハナシ、20mで止まるタイヤもあれば30m以上止まらないタイヤだってある。ある条件で性能良くても、違う状況でメロメロになるタイヤもある。当然のことながら大きな性能差が存在するワケ。

全てのメーカーの最新タイヤを試していないのでハッキリ言えないけれど、会社毎に設定している目標性能というのがある。私なら瞬時も迷わずブリヂストンかヨコハマ、ダンロップにします。その3社でどれが一番優れているかは不明。
      

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3 Responses to “スタッドレスタイヤ”

  1. いとー より:

    北海道在住ですが、各社の技術競争もすごくて、一昨年はこのメーカーがよかったけど、去年はあのメーカーがよかったと、口コミで色々と聞きます。国沢さんがおっしゃった3社ですが、北海道でもシェアが高いと思います(あくまで個人的感想ですが)。

  2. たかきゅ〜 より:

    普段はあまり雪を気にする必要のないところに住んでおりますが出張で東北へ行く機会があります。
    昨年一面真っ白な状態でレンタカーに乗りましたがもちろんスタッドレスでした。
    あまりにもしっかりと走る(50km/hぐらいでしょうか)のでスタッドレスの威力に感心したしだいです。
    ただ、クルマを降りてからもっと驚いたのはハンコック製のタイヤを履いていたことでした。
    失礼ながら韓国製品にはマユツバでしたが通常運転であれば遜色ないのかも、という気持ちです。
    しかしながらやはり日本製とは通常運転でも性能の違いは大きいのでしょうか?

  3. かわ より:

    東北に住んでいるものです。スタッドレスは必需品の地域です。私も格安の輸入タイヤはどの程度なのかなと思っていました。しかもよくスキー場に行くので。
    スタッドレスだと技術の差がはっきり出るのかなと思っています。圧雪路ではそんなに差が出るのではなく、国沢さんのいうとおりアイスバーンでの差なのかなと。
    あと、経年変化の差も大きいと思います。こちらでは、1年目はそんなに差がなく、2年目以降から差が開くなんていわれています。
    やっぱり、3大メーカーの評判がいいですね。
    私は、保険のつもりで多少高くても評判の良いメーカーを選んでいます。ぶつけたら値段の差なんて一気に吹っ飛んでしまいますから。

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