日産国内で苦戦

日産の人事に於けるゴーンさんの狙いは明確だ。日本やアメリカ、ヨーロッパなど6つの地域にそれぞれ責任者を置き、「売れなかったら解ってるだろうな」でございます。ゴーンさんはドライなので、約束を守れなかったらアウトかと。日本とアジア/大洋州は片桐副社長の担当になる。なかなか厳しいと思う。

売れ行きナンバー1のノートは割高の価格がハンデになっており、フィットという強力なライバルとどう戦うか難しい。2番目のセレナも2014年はノア/ヴォクシーがフルモデルチェンジし、手強いライバルになるだとう。3番手のエクストレイルと言えば、フルモデルチェンジでアメリカ向けローグと同じボディになった。

いずれも明るいニュースと言えまい。軽自動車もライバルが激しい攻勢を掛けてきており、燃費でも安全性でも劣っている日産にとっちゃ楽じゃない。どう考えても台数を落とす方向。切れ者の片桐副社長だからして目標台数を絞り、約束守ろうとする動きになると思う。ただ絶対的な台数が落ちてしまえばジリ貧だ。

そもそも日産は国内販売を軽視し始めた(広告などの出稿量を大幅に減らした)数年前から台数を落とす一方。確かに日産の国内販売戦略を見ると、「夢」を全く感じない。クルマは単なる移動の道具じゃないと思う。志賀さんが電気自動車の担当じゃなくなったこともあり、国内販売は起死回生の一手が必要です。

日産に限らず自動車メーカーは国内市場に対し淡泊になってきた。確かにコンパクトカーとECOカーと軽自動車しか売れない。逆に考えればナニもしないで売れる、と思う人も自動車メーカーの中にはいるだろう。どっこい依然として世界第3位の市場規模だし、依然として競争は厳しい。ナメたらアカンです。


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