ATはトルコン多段になっていく?

ここにきて「良い」とされるATの方式が混沌としている。一昔前の「目標」は明らかにツインクラッチATだった。ツインクラッチATは限り無くマニュアルと同じ伝達効率を持っており、速く走ることも得意。かくして各社ツインクラッチATを目指した。

しかし! 信頼性とスムースさいう点がなかなか納得出来ない。なかでも信頼性は厳しい感じ。そもそもスタートに普通のクラッチを使う。ストップ&ゴーの多い交通状況だと半クラッチが増え、クラッチミートの「上手さ」をキープ出来なくなる。

こう書くと「クラッチにトルコンを使えばいいじゃないか」と思うだろうけれど、それだと伝達効率が悪化してしまう。燃費でもスムースさでも7速以上の多段トルコンATに届かない。ツインクラッチATの優位さは変速の速さだけと言うことになります。

そんなこんなで、ツインクラッチの本家であるVWすらアメリカ市場はトルコンATの比率を増やしていくという。ボルボは現在使っているツインクラッチを、8速トルコンATに切り替えていく。トヨタは最初からツインクラッチをやらないと言ってます。

じゃどんなATがいいのか。小排気量でエンジン負荷の少ない使い方だと現時点でトルコンクラッチCVTだと言われている。中でも日本の使い方ならCVTかと。ここにきて耐久性も大幅に向上し、日常的に乱暴な運転をしない限り問題なし。

排気量大きく負荷も大きい使い方だと7速以上の多段トルコンATでしょう。ここにきて8速や9速も出てきた。コンパクトな9速ATを160馬力級のクルマに使うケースまで出てきた。現時点で日本最高のスペック持つATはCR-Vの9速ATか?


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