エロ官僚とメディア、私らのギョウカイも似てる(19日)

TV朝日はエロ官僚のセクハラについて当初「ガマンしろ」。財務省とケンカすることを嫌った。一方、週刊新潮は正面から財務省にケンカ売り、週刊文春もエロ官僚の外堀を埋める強力な援護射撃している。同じメディアでどうしてこんな姿勢違うのか? こらもう簡単。情報を無料で提供しているか有償で提供しているかの差だ。財務省に嫌われても喰っていけます。

もちろんTVだって今回のように追い込まれたら、猫を噛む。そして噛む力はスンゴク強い! その気になれば猫と同じくらい強いのだった。このあたりのチカラ関係や、ケンカの仕方はまっこと興味深い。いずれにしろ怖い物なしの有償メディアがキッカケ作ってやれば、マスコミ本来の役割を果たせる。という点を見ても解るとおり、メディアには様々なタイプが必要。

自動車業界も全く同じだと考える。メーカーの意向を汲む人がいれば、あまり気にしない人も居る。一般的に意向を汲む人は美味しい仕事を貰え、気にしない人は地道に仕事しなくちゃアカン。日産が多額の資金を掛けて開発した電気自動車について、隠したい情報を出すなんて最低の行動です。好意的な記事を書いていれば楽しく暮らせるのに。まぁ損なタチだ。

実は自動車業界もカタチこそ違うが同じような状況になっている。ヨイショしなくちゃ情報出さない、みたいなことになりそうな雰囲気。慧眼な方はお気づきだと思うけれど、最近、何か問題ある度に自動車メーカーへ直球を投げてます。情報閉ざされたら、もはやその企業は信用できない。高価かつ命を預ける乗り物とあり心配。そういった意味じゃテスラは私の担当外です。

幸い、国内の自動車メーカーは今のところ何とか繋がっている。多少手間取るものの、最小限の情報が出てきます。ただいつダメになるか解らない。幸い私は他の人と少し違う。ささやかながら自分で情報発信出来るメディアを持つし、何の見返りも無くサポートしてくれる人達もいる。正しい情報を届けていれば、何かあった時、大きなチカラ持つメディアが内容だけ拾ってくれると思う。

安倍さんはアメリカでどんな毒まんじゅうを喰わせられたんだろうか。トランプ大統領、日本から自動車を何百万台も輸出してる、と会談後に言ってた。ちなみに175万台くらいです。十分多いか。アメリカ車の輸入といえば1万3千台。そらトランプさん面白くないワな。トヨタとスバルとマツダが輸出多く、3社で130万台ほど。輸出多い順にアメ車を販売するなどどうか?

輸出関税より安い? 例えば「輸出台数の0.5%を売りなさい」と決めたら「トヨタでキャデラックとカマロを年間3500台。スバルとマツダでJeepのレネゲートとコンパスを年間3000台売りなさい」で、アメリカ車の販売台数は2017年度の150%になる。トランプ大統領を納得させられることでしょう。国益を守るためなら、そのくらいのことをやってもいい。

 

 

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