白熱灯の生産&輸入中止との報道。クルマ用はどうする?(26日)

TV朝日が「二酸化炭素排出量削減のため2020年に白熱灯や蛍光灯の生産&輸入禁止になる」とニュースで伝えている。本当なら自動車産業に与える影響も少なくない。もちろん新型車に使われるランプ類は、ドンドンLED化していくと思う。2020年時点で全てLEDになっていることだろう。ただ既存の車種の交換用ランプについちゃ大いに不安だ。

すると同業の北森君がフェイスブックで「何でウソ記事を書いてるのか?」。何でも白熱灯と蛍光灯を生産禁止にするのは「水銀に関する水俣条約」のためらしい。水俣という日本名(水銀汚染がありました)ながら、2013年に熊本で決まった国際条約なのだという。勉強不足で全く知りませんでした。北森君がリンクしていた岩崎電気のページを下にリンクしておく。

岩崎電気のWeb

条約によれば水銀使用量が規定値以下の製品は問題ないという。現在白熱球を使っているクルマの交換用ランプの供給についちゃ不安なし。興味深いことに水銀を使っていたと思っていたHIDライトも、今や水銀フリーが当たり前になっているそうな。これまた勉強不足だと反省しきり。となれば水銀フリーや水銀使用量少ない白熱灯や蛍光灯は残るかと。

トヨタが自動ブレーキの拡大採用でイッキに突っ走りそうな雰囲気になってきた。只でさえモリゾウさんの好印象でブランドイメージ急増中。勝ち馬に乗る動きも多く出てきてるけれど、その場合、己のプライドとの勝負になる。そこがニンゲンの面白さであり奥行きであり文化だ。「トヨタに負けるもんか!」という企業の出現を楽しみしてます。戦いがギョウカイの活気になるし。

私は連絡先をTOPに載せていることもあり(緊急事態はいつでも対応したいためです)、様々な質問がくる。以前は全て対応していたけれど、皆さんその後の報告無し。非礼です。緊急事態を除き返事しない方針にしたものの、東京大学で教員をやってる宮下と名乗る人から質問来た。何度か対応したのに、最後は無しのつぶて攻撃。やっぱりやめることにします。

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