電力需給、今日の予想は95%で相当タイトです!(25日)

この寒波で一番ヒヤヒヤしているのは電力会社だろう。東京電力の場合、今日の電力需給は何と95%予想! こんな数字、夏場にも出ていない。なかでも経済活動と、食事作りが重なる夕方18時あたりは余力が200万kW程度しかない。大きな発電所がトラブル起こしたら、すぐにでも大口の利用者に連絡して節約してもらわないと危険である。温暖化より寒冷化の方が厳しいです。

東京電力のデンキ予報

おそらく東京電力の現場は「停電」という最悪の事態にならないよう、相当な苦労をしていることだろう。東京電力の幹部連中は揃いも揃ってオタンコながら、現場力の強さって我が国の宝だと思う。クソたわけの首都高も社長がもっと指導力あれば、あんな体たらくにゃならなかったろう。夕方の18時前後、少しだけ節約して電力を守る人達の応援してあげたい。

夏場は暑い昼間にピークくるため太陽光発電が有効。寒波くると北風強く吹くため風力発電は良い。けれど冬場の電力はやはり地熱発電など安定して発電できる方法を考えなければならない。地熱発電、上手に使ってやれば噴火エネルギーの解放にも使えるかもしれないし。いずれにしろ夜間は電力使用量下がるため、電気自動車が普及したってビクともしない程度の余力ある。

電気自動車と言えば、これだけ気温下がるとバッテリーの充電性能が極端に落ちてしまう。バッテリーにとって快適な温度は人間と同じ。マイナス気温になったら大きな電流の出し入れが制限されてしまう。したがって急速充電に掛かる時間も延びる。さらに厳しいのは回生制動しなくなること。新型リーフやノートeパワー、冷えた状態での回生はどうだろう。いかがですか?

特に電池容量が大幅に少なくなっている初代リーフ乗りは「ホントかよ!」というくらい航続距離短くなる。ヒーターでも使おうモノなら50kmくらいで充電しなさい表示が出るかもしれない。気温マイナスになると、さすがにヒーター無しじゃ厳しい。ヘタすると窓ガラスの内側に霜が付いてしまい視界の問題出てきますから。急速充電を30分やっても50kmしか走れません。

電気自動車だけでなくプリウスなどハイブリッド車なども、極端に燃費悪くなっていると思う。おそらく普通なら25km/Lくらい走るラジエターシャッター付き新型プリウスも、今朝あたりは20km/Lを割ってくるとかと。人間を暖めるため、けっこうなガソリンを燃やさなければならない。私のアウトランダーPHEVだって例外じゃなく、暖房入れたら燃費ガックリ落ちる。

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