ラリー開始その4

サービスに戻ってチェックしてみたら、ラッキーにもパワステの油圧ホースのジョイントが抜けただけだった。もちろん抜けるということ事態、異常。それだけ大きな入力あったということなんだろうけれど、再び起きる可能性も大である。さらにサービス終わって走り出すと、微妙にステアリングフィールがおかしい。カタカタという遊びも。

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サービス出たのにトラブル出てる状況、初めての体験

こんな時に小沢さんや丸山君がいたらなぁ、と思うけど居ない。そもそもサービスを出て次のSSに向かっているんだからどうしようもない。こらもう勝負を諦め、完走を狙うしかないでしょう。SS6はSS1の逆走。コースって逆に走ると全く違う風景になるから不思議。クルマの不安だけでなく、スコールもあって路面は至る所マッド。

ステアリング系のガタが大きくなると厄介なので、横方向からの大きな入力を受けないように走る。泥で滑って横方向のカベにあたるとこれまたステアリング系に良くないため、もはやベタ抑えに近い感じ。すでに2秒負けてるし、当然ながらマリーニ選手の方が早い。ステアリング系のトラブルに抱えてるのも知ってます。

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リアのドライブシャフトカバーも中途半端に付け方だったのか脱落

終わってみたら1kmあたり2秒も離されてしまった。SS6終了時点で16秒差。残るSSは二つ。恥ずかしくない差のままゴール出来れば超上等でしょう。ただ明るいニュースも一つ。SS6を終わってステアリング系をチェックしてみたら、ガタは大きくなっていない。これならもう少しだけプッシュ出来そう。

SS6 マリーニ選手 5分17秒  私 5分31秒 総合タイムで16秒の負け

そんなことを考えながらSS6のリピートになるSS7。とりあえずアクセルは踏むことにした。雨により一段と路面状況の変化が激しくなったものの、ヨコハマは良い仕事をしてくれており、コースのキープも容易。一度もヒヤリとすることなくゴール。タイムはイッキに19秒も上がり、何とマリーニ選手とイーブン!

SS7 マリーニ選手 5分12秒  私 5分12秒 総合タイムで16秒の負け

ちなみにマリーニ選手もSS6から5秒タイムを縮めているので、決して手を抜いたワケじゃありません。実際、SS7を終えてマリーニ選手がタイムを聞きに来て「同じだった」と言うと、やや意外だった様子。16秒差のまま最終SSを迎えることになった。ただ16秒という差は大きい。マリーニ選手、ペースを落として安全マージン取れますから。

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