SS5のパン屋さん美味しいらしい。早速注文！ WRC最終戦は山火事で中止～
セントラルラリーで御迷惑を掛けた自然酵母を使ったパン屋さんは作手高原の『レザン』というお店で、レッキの日に（金曜日）食べた知人によれば美味しいらしい。Webを見たら通販をやっていたので早速購入しました。この時期に食べたいシュトレンと自家製酵母のパンセットで5900円＋税（送料無料）。パン屋さんの件、その場に居合わせた方から情報をもらったので紹介しておきます。
パン屋さんの場所はSSゴールの外側で、本来なら通行止め時間中もお店へのアクセスは可能だったそうな。ただオフィシャルがお店の手前でパン屋さんに行くお客さんを止めてしまったので「事前説明と違う」と警察を呼んだとのこと。警察官は「このような問題点を洗うためにプレイベントを催してる、ご理解ください」と説得しつつパンを買って帰ったという。この警官、抱きしめてやりたい。
地元の人の理解が必要です 写真／黒沢吉彦さん
何度も書く通りラリーは地元の理解無しじゃ開催出来ない。来年のWRCに向け、良好な関係を持つべきだと思う。本当に申し訳無かったです。昨日も書いた通りサービスパークや観戦場所の物販コーナーで販売すればいいんじゃなかろうか。金曜日に行われるSSなら、金曜日のオフィシャルのお弁当にしたってOK。今回の件で有名になったので食べたい人が多いと思う。
続いてラリー関係情報。オーストラリアで行われる最終戦は山火事のため中止に。月曜日まで2日間に短縮して開催という動きだったのだけれど、サービスパークにまで煙が押し寄せ、外出禁止になったそうな。日曜日に行われる予定だったヤリスのスポーツモデル『GR-4』のお披露目もリスケジュールに。私、行く予定だったため、火曜日までヒマになりました（と思ったら原稿ビッチリ）。
結果、最終戦までもつれ込んだマニファクチャラーズタイトルはヒュンダイに決定。ヒュンダイ、悲願の初タイトルで大喜びしている。おめでとう！ モリゾウさんはオーストラリアの山火事のお見舞いと、ヒュンダイへの賛辞に続き「来シーズンは日本でタイルトを決めたい」。ヤリスWRカーを誰が乗っても素晴らしい性能を引き出せるクルマに鍛えたらいいと思う。
MIRAI、皆さんから「タイトな林道をよく攻められますね！」と言われる。コーナーでインを攻めると、後輪は道路の無い空中を通過することなんか普通。ただ本当の難しさはブレーキなのだった。MIRAIのブレーキ系統、ペダルはスイッチであり、油圧と繋がっていない。したがってペダルタッチでブレーキの掛け具合をコントロールすることが出来ません。減速Gの出方でコントロールしている。
パワーウエイトレシオは12kg／ps
最も怖いのが荷重抜けるようなアンジュレーションだ。ここでの利き具合、全くコントロール出来ず「予測」で踏む力を決める。実際、2回くらいABSが反応し減速しないこともありました。ジジイの経験値制御ですワな。また、車重1850kgのクルマを下り坂でガンガンガン攻めるとなったら対向6ポッドくらいのブレーキが必要。BRIGのスペシャルパッドにずいぶん助けられている。
皆さんから「新型MIRAIでも競技に出ますか？」と聞かれる。御予算もさることながら、喜多見さんが引き受けてくれるかどうかです。ワンオフで競技車両作るのって本当にタイヘンだ。でも現行型より総合的なパフォーマンスは高いらしい。水素タンクも大きくなっているため、ワンディラリーなら水素充填無しで走り切れそう。なによりカッコいいし後輪駆動。悩ましいっす！
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