ミナミンのデザインに急ブレーキを掛けられたホンダ、今年デビューのフリードどうなる?

ホンダの国内販売が厳しい。デビョー直後は受注を停止するほど長納期だったヴェゼルで3ヶ月。ステップワゴンも2ヶ月。売れ筋のN-BOXなんか納期1ヶ月になるなど、明らかに「売れてない」。ディーラーからの厳しい声も大きくなってきた。おそらく国内販売の現場は「そろそろ厳しいかもしれない」と思い始めているんじゃなかろうか。

ステップワゴンのデザイン、古いし華がない

クルマが悪いわけじゃない。ディーラーも売れ行き伸び悩むモデルを開発したホンダの開発チームも、売れ行きの足を引っ張っているのはデザインだと口を揃える。ちなみに直近3モデルの”ミナミンの作品”を出しておく。華やかさなく、目立たず、車格とラジエターグリル面積の文法も守っていない。ホンダのエンブレム無しだと、どこのメーカーなのかサッパリ解らず。

存在感薄いN-BOXと元気のよいスペーシア

興味深いのはヴェゼルで、このクルマとホンダeのみミナミンが他の部署に移動していたときのモノ。どちらも高い評価を受けている。ちなみにフィット(超ミナミン。2020年2月)ホンダe(Notミナミン2020年10月)>ヴェゼル(Notミナミン。2021年4月)>ステップワゴン(ミナミン。2022年5月)だ。注目したいのがホンダのドル箱になっているフリード。

WR-Vとミナミンじゃないヴェゼル

当然ながらミナミンである。おそらく(ステップワゴン+N-BOX)÷2くらいのイメージかと思う。早ければ夏休み前。遅くとも紅葉の季節までにフルモデルチェンジするようだ。果たして売れるだろうか? 参考までに書いておくと、ステップワゴンもN-BOXも納期1ヶ月。WR-Vは1月に入って受注激減。オデッセイも開店休業状態。フリードが売れないと辛そうです。

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4 Responses to “ミナミンのデザインに急ブレーキを掛けられたホンダ、今年デビューのフリードどうなる?”

  1. 伊too より:

    ホンダディーラーに約30年勤めている者です。最近のデザインは本当に酷いです。低迷している販売台数を真摯に受け止めてデザイン責任者は責任を取るべき。運転すればとても良い車ばかりなのにデザインが全てをぶち壊している(価格設定等もありますが)。元気な頃のホンダを知っている人間からすると今の低迷ぶりは悲しくて忸怩たる思いです。でも乗ればやはりいいから不細工なFITもNBOXも買いました。早くデザイン責任者を更迭しろ。NBOXを見に来るお客さん本当に少なくなりました。フリードがマジで心配。

  2. 猫まんま より:

    NーBOXとかフリードは実用車だからデザインに関係無く売れるはず・・・とはいかないのでしょうね。二代目シエンタが出たときにぶっ飛んだデザインしてるなとは思いましたが結構走っていて実用車にデザインって関係無いのかなとは思いましたがただ単にトヨタとホンダの販売力の違いなんでしょうかね?マツダと同じくホンダも株主は何も言わないんだろうか?どう考えても日本での販売不振はミナミンデザインが原因にしか思えないのですが。いっそアメリカだけで売れればいいから国内市場はどうでもよいくらい言ってれば開き直ってて清々しいのですが。ミナミンデザインの次期フリード大丈夫なんですかね?さすがにフリード売れなくなるとホンダもやばいんじゃないかとも思いますが。

  3. 手負いの駄獣 より:

    プレリュードのコンセプトモデルは結構かっこいい!と思うのですが、デザインはどなたなのでしょうか? 

  4. 片岡聡 より:

    デザインは全く分かりません
    シンプルでもミニマルでもいいと思うんです。
    個人的にはそちらの方向性が好きかもです。
    しかし国沢さんのおっしゃる通り華がないと感じますね。

    そしてN-BOXを筆頭に、LIFEが2代目から3代目になった時のことを思い出しました。こだわりや進化は感じられるんですが作った方々の熱量が少なめというか。
    リーダーの裁量?それともチームワーク?懐事情?分かりませんが、熱量は華に通じる一因なのでは。

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