100台/7億2千万円相当のクルマを盗んだ輩が捕まった。警察、もっと早いタイミングで検挙出来ない?

クルマの盗難が社会問題となっている中、驚くニュースに接した。東京、埼玉、神奈川で2021年から100台/7億2000万円相当のクルマを盗んだ犯人が6月20日に捕まったという。2年以上も車両盗難を繰り返しながら、全く捕まらなかったワケ。警察、ナニをやっていたんだろう? 2台や3台の盗難なら捜査も困難だろうけれど、毎年50台ペースだと流通ルートだって太い。

おそらく盗難届けを受理しながらも、捜査は全くやっていなかったんだと思う。日本の警察の捜査能力からすれば、簡単に捕まえられるだろうに。ランクルとレクサスLXの年間盗難届け台数は500台ほど。今回逮捕された輩はキャンインベーダーを使い3分ほどで盗んでいたというから、おそらく高く売れるこの2モデルを専門としていたんだと推察できる。

逆に考えてみると1年に盗まれるランクルとLXの10%はこの2人が盗んでいたということ。ランクルとLXを専門に狙っている輩は意外に少ないのかもしれない。だったら警察が少しでいいから真剣に動いてくれれば全滅出来るんじゃなかろうか。なぜ警察は窃盗グループの活動を止めようとしないのか。全く理解できない。御存知の方、いますでしょうか?

同じようにプリウス専門や、アルファード専門のようなカタチになっている可能性が高い。同じ車種だと”道具”は一つでイイし、習熟したら盗むまでの時間だって短くなる。ちなみに年間の盗難台数はおよそ2500台。ランクルとLXだけで20%を占める。数人の専門チームで毎年窃盗グループを潰していけば、5年もしないウチ、ほぼ全て検挙出来ると思う。

キタコロック。本来はバイク用

ちなみに直近で一番盗難防止効果高いのは25トン油圧カッターにも耐えるキタコロックと言われる。切ることは事実上不可能。キーに強固なことで知られるフィンランドのメーカーを使っており、解錠も時間掛かるようだ。こいつをタイヤにカマしておけば相当な時間を喰われること間違いなし。盗難されやすいクルマを買ったらぜひ! 私もフェアレディZで使おうと思う。

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3 Responses to “100台/7億2千万円相当のクルマを盗んだ輩が捕まった。警察、もっと早いタイミングで検挙出来ない?”

  1. バイク業界では私が知る限り一番頑丈なのはかてーなシリーズだと思います。kitacoのロボットアームより前から存在してます。

  2. JINJIN より:

    ちょっと良い車両保険に加入していればクルマの盗難でも補償されるのですよね?
    高価なクルマを所有されている人はこれに加入していると思いますので、外国映画みたいに保険会社のエージェントがクルマの窃盗犯を捕まえる、みたいな展開は期待できませんかね?
    あるいはクラウドファンディングでクルマ窃盗犯対策に探偵に依頼するとか?

  3. かずぽん より:

    え、国沢さんついにZの納車が決まったんですか?
    評判の悪い日産でもZは別格ですからね。
    納車されたらレポート待ってますよ。

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