自動運転の強敵は「犯罪者」と「イタズラ」です。中国のような国を除き防止する妙案無し!
GMは自動運転の実証試験を行う『クルーズ』の開発規模の大幅削減を行うと決めたという。具体的には自動運転タクシー車両『オリジン』の開発を凍結するということだ。このニュースに接し「驚いた!」というより「やっぱり!」という気持ちのほうが強い。ちなみにホンダはGMと組みオリジンで自動運転の開発をしていたけれど、当然ながら終了ということになるだろう。
なぜ断念か? クルーズはたびたび事故を起こしている。火災現場に走り込みそうになり消防士に窓ガラスをたたき割られて停車させられたり、コンクリート打ち立ての工事現場に進入して動けなくなったり。加えて何度も書いてきているとおり、自動運転車は悪意のある行為への対抗手段を確保することができない。例えば、前に立たれてガラス割られて誘拐されたらオシマイです。<続きを読む>
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危険エリアを走行していて暴漢が前に立ちふさがった場合、車が自動で停止してしまったら…とはいつも考えていました。教会近くの交差点で、大量の信者が募金を求めて車を囲んでも止まっちゃう?とか。
確か…今年3月頃にサンフランシスコの中華街付近で自動運転タクシーが暴漢に囲まれ壊されていたかと。(これは現地物価高騰を招いたIT企業に対する不満が爆発した結果にも思えましたが…)
>私は悪いやつが少ない過疎地の高齢者の移動手段からスタートすべきだと思う。
「過疎」であることが有利に働く可能性が高いですよね。移動可能範囲に病院やモール、ケアセンターなどが含まれれば、高齢者(身障者)の行動範囲は飛躍的に広がる。都会で生活していた中年夫婦が、リタイヤ先として自動運転車が活躍する地域を選んだとしても、何も不思議じゃあないです。「都内より快適な生活」も、ある意味夢じゃあないんですよね。
明るい老後が見えそうな、票も集まる政策になると思う。
>クルーズはたびたび事故を起こしている
外乱対策も大変でしょうが、自損事故の原因究明(プログラムのバグ?)は最後までやってほしいですね。条件が成立した時だけでも自動で運転してくれれば助かります。
また、テスラみたいに問題起こしたら起こしっぱなしの開発はしないんだと意地を見せてほしいです。