やはり出光興産のファインプレーだった? TOWADAもYAKUMOSANも動いておらず

出光タンカーの『IDEMITSUMARU』(出光丸)がホルムズ海峡を通過した件、残念ながら日本政府の手配じゃなかったようだ。政府の動きならペルシャ湾内にいる他の日本系タンカーもホルムズ海峡を抜けてくるハズ。なのに『YAKUMOSAN』(八雲山)という商船三井の(マラッカ海峡を通れる最大級)タンカーの動きを見ると、出光興産のファインプレーだったことをうかがわせる。

十和田 写真/出光タンカー

なぜか? 八雲山は今までペルシャ湾の奥にある日本関係のタンカーが数多くアンカリング(錨を降ろした状態)していた海域にいたのだけれど、4月27日は出光丸の動きと同じくホルムズ海峡に近いドバイ沖に移動。出光丸に続いてホルムズ海峡を抜けるかと思っていたら、ドバイ沖にアンカリングしてしまった。4月30日9時時点で動く気配なし。STOP掛かった可能性大。

少なくとも日本政府は日本のタンカーがホルムズ海峡を通れるように動いていたワケじゃさなそうだ。出光丸が抜けたので商船三井は「ウチも通れる」と判断して(当然の如く出光タンカーと情報交換していたことだろう)ドバイ沖までやってきた。そこで国から「待て!」と言われたんだと思う。考えてみたら茂木さんは「他の国も通れるように」と言ってた。アメリカ寄りです。

イランメディアのX

それだけじゃない。出光興産にも勝手に動かないよう指示したと考える。なぜかといえば出光タンカー所属の『TOWADA』(十和田)はペルシャ湾の真ん中あたりでアンカリングしているからだ。動く気配なし。もし出光タンカーがホルムズ海峡を通れるのなら、出光丸に続いてペルシャ湾を抜ける。イランの好意を受けなかったということになります。

考えてみたらトランプさんの襲撃を受け高市さんは「暴力はいかん!」と憤って見せた。とすればアメリカの暴力もイタリアのメローニさんみたいに「いかんですよ」というべきかと。我が国はアメリカのイラン攻撃を仲裁するまたとないチャンスを棒に振ったように思う。徹底的にアメリカ寄りの(正確に言えばトランプ寄り)ポジションを貫くつもりらしい。

私の中に少し残っていた政府への期待は消えました。自衛ですね。

<おすすめ記事>

4 Responses to “やはり出光興産のファインプレーだった? TOWADAもYAKUMOSANも動いておらず”

  1. 日本は役所より企業が支えてるんだな。 より:

    今の日本では、政府に盲従しなかった出光が反日などと叩かれ兼ねない。
    アメリカの機嫌を少々損ねても、日本に突然武力侵攻はしないだろう。
    宗主国相手でも、もう少しものを言うべきではない。保守とか愛国とかを謳う人たちは国の矜持や利益を考えないのか?

  2. ぶひ より:

    イランのプロパガンダかもしれませんけど、タンカーが通れたのは良かった。

  3. 下品な文章ですいません より:

    高市さんの場末のキャバクラ外交では無理だとは思ってました
    トランプべったりでご機嫌を伺う事しか出来ないから当然の結果ですね
    トランプには正義など無く思い付きで発言してます
    もはや狼少年です
    腫れ物を触る様に無関心が良いのだろうけど、原油が絡んでる以上、放置もできません
    ちょっとずつでも日章丸の様に取引できれは良いのですが…
    やはり年度末まで混乱は避けられないでしょうね

  4. サイクリング爺 より:

    むしろイラン側からのアクションだったのでは。昭和の日の祝日に、出光のタンカーだけを通過させた。これは「70年前の日章丸を思い出せ。日本は、西欧の大国に服従せずに、独自のオイル外交を貫いたじゃないか。今回も、アジアのために動くべきだ。」というメッセージです。

コメントを残す

このページの先頭へ