やっとガソリン価格が落ち着いてきたのにまた高騰! 石油利権大喜びですね

イスラエルとイランの戦争は拡大する気配である。今回イランも戦略を練っている。1日目と2日目のミサイルは旧式主体。イスラエルの防御ミサイル『アイアンドーム』を消費させ、その後、新しい世代のミサイルを使うらしい。現代で戦争になればミサイルをたくさん持ってる方が勝ちだ。日本の防御ミサイルなんか限られているから、500発撃たれたら厳しい。

戦っちゃダメだと思う。問題は原油です。先日も書いた通り日本の原油は90%以上が中東から輸入している(発電に使う天然ガスはオーストラリアとマレーシアで60%近い)。戦争がエスカレートしたらホルムズ海峡を通れなくなるだろうから、我が国は需給バランスが極端に悪化する。欧州についちゃ日本より依存度低いため、日本向けの原油だけ上がるかも。

ここにきてやっとガソリン価格が落ち着いてきていた。家の近所のスタンドもレギュラー160円のハイオク171円まで下がっている。我が国の石油業界は大儲けが当たり前になっている。早ければ明日にでもポンと10円くらい上がる可能性大。短期的には一段高すらありえる。私の予想ながら、2週間後は今日の15円高かと。10円の補助が出ていて175円ということ。

客観的に見ると今回の戦争で一番美味しい思いをするのはサウジアラビアやロシアに代表される「被害を受けなかった産油国」である。ここにきて下落していた原油相場がググッと上がるから大儲け。で、日本のような原油輸入国が困窮する前に戦争は終わる? 本格的に困窮させたら再生可能エネリギーで自給自足を考えちゃいますから。狙ったワケじゃないと思いますが。 

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