久しぶりに辺野古へ。米国が次々と要求出すため想像を遙かに超える税金を使う大土木工事になってます
先日辺野古の事故について書いた。考えてみたら新型コロナ禍前の2019年に訪れて以降、現地を見ていない。久しぶりに行ってきました。そもそも辺野古の問題は、普天間の野っ原に作られた海兵隊の滑走路の周辺が住宅地や学校になった。そこに海兵隊のヘリが墜落。もう移転してくれ、ということになり代替え地として選ばれたのが辺野古にあるキャンプシュワブである。
キャンプシュワブの敷地内だけだと滑走路を作れないと言うことから埋め立てして1800mの滑走路をV字にレイアウトすることになる。そして工事開始。当初の総予算は3500億円程度と試算されていた。しかし現地調査を進めると地盤が予想以上に軟弱だったということから総予算を2019年に3倍の9300億円としている。実際工事をしてみるとさらに困難だったと言い始める。
2025年度の工事を終了した時点で9300億円の9割を使っており、埋め立ての進捗度は20%に届いていない。そうこうしているウチ、今年に入り海兵隊側から「1800mの滑走路だと輸送機が着陸できない。普天間の2740mを超える滑走路でないと移転できない」と通告される。移転出来ないと辺野古の工事費は全てムダになるということから、2740m以上の滑走路にするしかない?
となると埋め立てはさらに困難になる。1800mの滑走路ですら深さ90mに及ぶ軟弱地盤に悩まされており、写真を見ても解る通り岩盤に達する杭の打ち込みから始めることになった。約1兆円の予算で20%(工期は5年間分)にも達しない埋め立てをしなければならない上、今後さらにコストと時間が掛かる。これまでの進捗状況と掛かった費用を考えたら5兆円でも終わら可能性が大きくなってきた。
さらに! 4月19日のこと。キャンプ・シュワブと金武町のキャンプ・ハンセンを結ぶ基地内の専用道路を作らないと、普天間返還の条件である「スムーズな出動や、周辺の交通渋滞の回避」が出来ないと言い始めた。次には「海上輸送のための港が必要」と言ってくるだろう。実際海兵隊のベースを置くなら必要だと思う。これらの工事費、当然ながら費用は日本政府が全額負担することになる。
辺野古に行くと予想をはるかに凌ぐ土木工事である。トラックの数に驚く! これらは全て税金が使われる。ちなみに沖縄は巨額の工事費が落ちると言うことで実業家達は静観。というか歓迎している。在沖のメディアは問題意識強く、予算額などをキッチリ追求している。現場を見て話を聞くと「何をやってんだか」と思うけれど、いかんともしがたい。今日も巨額の税金が使われてます。
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