ホンダ、アメリカでリアのサブフレームが錆びてリアのサスペンションアーム脱落の可能性

リコールについちゃ「対策すれば良い」と思っているためあまり取り上げないのだけれど、今回ホンダがアメリカで発表した内容は多くのホンダユーザーに関係する。リコールの内容は「工場での塗装処理に欠陥があったため取り付け部の金属が錆びる恐れがあり、時間とともにリアコントロールアームがサブフレームの一部とともに引きちぎれる可能性がある」というもの。

対象車はワシントンDCを含む融雪剤撒く地域の88万台。どんなクルマも錆びないと言われるカリフォルニア州など対象外である。対象車は「サブフレーム」という車両本来に付属する構造持つモデル。ここにサスペンションアームなどを付ける。ブッシュやラバーで車両本体からフローティングマウントすることでNVHを低減させるのが狙い。高額車用ですね。

今回のリコールはサスペンションのトーコントロールアームの取り付け部が腐食して破断する可能性を考慮したもの。トーコントロールアーム破断すると、リアタイヤがどちらに向くか解らなくなる。ハンドル切っても意のままに操れない。ということで腐食が認められた個体については、サブフレームを交換することになるだろう。自費交換ならけっこう掛かる。

さて。リコール対象になった車種なら問題なし。気になるのはリコール対応になっていないけれど錆びている車両だ。ホンダというメーカー、伝統的に錆びやすい。初代アコードはアルファロメオと並び「錆びやすいクルマ世界一」だったし、上はオデッセイのダンパ-(日本)。その他、グーグルで「ホンダ車 錆」を検索すると、他メーカーよりずっと多くの例が出てくる。

私のN-VAN e:のスライドドアレールも1年でうっすら錆が出た。ダイハツやスズキは錆びない。おそらく錆に対するハードルが他メーカーより低いんだと思う。ということで融雪剤を撒く地域や海沿いなどでホンダ車に乗る人にすすめたいのが防錆処理だ。多くのベテラン達は「そんなの40年前の話でしょ」と懐かしむだろう。1980年代までけっこうポピュラーでした。

及川さん推奨の防錆処理(オートバックス)

ここにきて見直されているようだ。ポリッシュファクトリーの及川さんも1万円少々から出来るオートバックスの防錆を紹介している。私は八丈島で長く使おうと思っているハイゼットにノックスドール使った本格的な防錆をした。その場合、10万円くらい掛かる。繰り返しになるけれど融雪剤を撒く地域や海沿いでホンダ車に乗るのなら防錆加工するすることを強く推奨したい。

防錆スプレー買って自分で処置することだって出来ます。

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5 Responses to “ホンダ、アメリカでリアのサブフレームが錆びてリアのサスペンションアーム脱落の可能性”

  1. ばんじ〜 より:

    懐かしきウォークマン全盛期に本家ソニーを含む複数社の製品を使いましたが、(使用頻度は同じではないものの)保証期間過ぎてすぐにメカニカルに壊れたのはソニーだけでした

    先日ホンダとソニーが協業するというニュースを見たときに、社風が(よいとは言えない意味で)似ているからかな?
    などと邪推したものでした

  2. 錆のホンダ車 より:

    オデッセイのダンパーや、スライドドアレールのサビの件、webに上がっている情報から、ホンダってサビ防止に対する知見がないか、判断基準がアマくなってきていると思ってました。
    ただ、その個別のパーツで錆が…という話から、車のフレームまで一気に話が飛んでこれはやらかした!と考えても良いんじゃないでしょうか。
    社長のスタンドプレーで傾くような会社ですから、ボディの主任研究員/主幹研究員が”金をかけるな”と号令を出してこの様というのが想像に難くないです。
    開発担当”役員”もいるでしょうが、声の大きい担当にダイジョブっす!とか言われて騙されちゃったんでしょう。それはそれで、ダイジョウブか?といったガバナンス体制ですが。

  3. マツダ好きのようなそうでないような より:

    遠方の身内が2015年製ステップワゴンをホンダディーラーで車検を受けた際、下回りの錆がひどいので次回の車検は通せませんと言われ、買い替えを検討しています。
    錆の状況など詳しい内容までは聞いてませんが、この記事を見て納得しました。
    11年目って長いっちゃ長いですけど、車検が通らないほど錆が進行するもんですかね?
    当人はそこまで車に詳しくないので、買い替えを促すためのセールストークかもしれませんが。

  4. beart より:

    ホンダは過去に、韓国製ザックスのダンパーで似たようなサビ問題が出ていましたね。
    メッキ物も結構錆びますしね。本田

  5. ひまわり より:

    人目につきにくい場所にはコストを掛けない方針が過ぎて、
    リコールで反ってコストがかかるとは。

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