アメリカ順調

7月のアメリカの販売台数が発表された。モデル末期を迎えたアコードは販売促進策を打ったため急増。久々カムリに迫っている。新型のデビューまでこの状態だと思う。瞬間風速でカムリを抜くコトだって十分ありうること。次期型アコード、どうなるだろう? 地味路線だというウワサも流れてます。

驚くべきは新型アルティマの好調ぶり。カッコ良くて安くて燃費良いと三拍子揃って高い評価を得ている。歴代アルティマで最大のヒット作になるかもしれません。日産のディーラー網でカムリに匹敵する販売台数は立派だと思う。日産の課題はヒット車の少なさ。下の表を見るとアルティマしか入っておらず。

気になるのが起亜オプティマ
アコードやアルティマと同じクラスで、カムリより900ドルくらいしか安くないのにジワジワと売れ行きを伸ばしている。足踏み状態になっているソナタと対照的だ。オプティマはハイブリッドモデルも売れ行きを伸ばしている。現代自動車に匹敵する規模になると私は予想している。

7月の台数/前年同月比/今年の台数/前年比
Toyota Camry        29,913  10.7     243,816  39.7
Honda Accord        28,639  70.2     183,817  27.7
Nissan Altima        26,602  24.7     183,703  19.9
Honda Civic         25,004  78.5     187,586  32.5
Toyota Corolla       23,640  34.5     175,366  13.6
Ford Fusion         23,326  20.7     160,175  6.1
Ford Escape          21,572  -11.6    148,739  1.2
Hyundai Sonata      20,978    0.5     138,390  1.8
Honda CR-V          20,554  47.4     167,236  33.9
Chevrolet Equinox  19,906  16.5     130,796  15.8
Hyundai Elantra      18,512  21.9     116,281  -1.9
Toyota Prius        16,643  110.5    143,297  92.5
Ford Focus          16,454  10.5     147,877  31.0
Toyota RAV4        15,248  73.0      104,686  27.7
Chevrolet Cruze     14,954  -39.3     128,838  -12.7
Volkswagen Jetta    13,629  -13.3     96,832  -9.9
Kia Optima          13,317  96.6       86,475  99.3

全需の対前年同月からの伸びは8,9%。前年比も14%あり、アメリカ市場を評価するなら「好調」と言ってよかろう。市場の伸びについていけてない中規模以上のメーカーを挙げると、GM/フォード/現代自動車/マツダ/三菱自動車/スズキ/BMW/ポルシェ/ジャガー。なかでも厳しいの、三菱自動車だ。

地震の減産余波が残っている前年同月との比で-47,4%。他の日本勢は軒並み台数を伸ばしている。絶対的な台数も4194台まで減った。そろそろホンキでアメリカ市場からの撤退を考えるタイミングだと思う。赤字続きのアメリカと欧州を畳んで日本とアジア地域に注力すれば、チャンスはまだまだある。

・ECOカーアジアは「新型ミラージュ登場!

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1 Responses to “アメリカ順調”

  1. samine より:

    新型アルティマね…。日本で売られない日本車は正直どうでもいいですが、↓のサイトを見ると次期ティアナと統合するのは確実という雰囲気です。元々兄弟車なのだから当然の成り行きでしょうが。
    http://mobile.autoc-one.jp/nissan/teana/special-1049619/
    しかし、ティアナがアメリカ向きの車と益々同じになれば日本のユーザーは更に離れていくでしょうね。元々大きくなった2代目ティアナなんか初代と比べても見る機会がぐっと減りました。日本では幅1800mm近い車なぞ求めてもいないのに外国向きを日本に持って来るのが当然で、高くなっても構わずそれをやるのだから益々ユーザーは離れていくのですよ。このアルティマと恐らく違いの無い次期ティアナはもっと見る機会が少ないでしょうね。
    車として見ても、新型アルティマはハイブリッドも無くなってその他何の新しい機軸もなしでエンジンの燃費を良くした位でそれでよく「先進的」などと云えるな、と。「クラス一スタイリッシュ」と謳ったスタイルは悪くはありません。まぁ、「クラス一スタイリッシュ」なのも同クラスに韓国の新型車が上陸するまでのほんの数ヶ月でしょうね。確かにシルエットは綺麗ですが、相変わらずグリルやライトの形が酷く下品ですね。
    フーガといい次期ティアナといい、こんな酷く下品な車を「高級だ」と云って日本に持って来るのだから、売れないのは当然なんです。アメリカ人や(今やティアナの主要ユーザーとなった)中国人はエグくて下品なのが好きでしょうが、日本や欧州では下品なのは明らかにNGでしょう。日欧向きにはボディだけでもせめて上品なのに代えて欲しかったものです。日本じゃ下品な車(セダン)が好きな人は日本車を買わないかクラウン辺りをシャコタンにして走っている若僧位のものでしょう。
    まぁ、アメリカやアジア向きに下品なデザインばかりする様になった日本車が国内専用車でさえ下品にしていくのだから、かつて学んだデザインの品格の大切さなんてどこへやらです。ミニヴァンも軽自動車もみんな下品。こんな俗悪車ばかりにして日本人を下品に餌付け。品格だけでなくTPPで経済まで格差拡大、福祉も益々削って貧困を拡大しようという昨今ですから、そんな時代の流れに乗った「新しい」車なんでしょう。
    考えてみれば、トヨタのアクアやプリウスのような表面がヌメヌメとして中味は無さそうな気持ち悪いデザインってなかなか独創的ですね。他の国じゃまずやらんでしょうから。
    長い歴史と豊かな皇朝文化を持つ国の車に品格とか美しさを求める事が政治家に公共心を求める位難しいだなんて馬鹿馬鹿しい限りだとは、私以外誰も思ってないのでしょうかね?
    文句ばかりになってすみませんが、現状を批判する批判精神がジャーナリズムの根源であると信じます。この国に政治に文句を云う人は多くても、世情に疑問を持つ人はこんなにも少ないのかと只々憮然とするばかりです。

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