三菱自動車が人型ロボットの生産を決定。今のままだと中国ロボットに席巻されてしまうと思う

三菱自動車の株価が急上昇した。ヒューマノイド(人型ロボット)の生産を開始するという理由である。驚くべきは2027年に生産を開始。最終的に月産1000機という規模感。アシモのような「どうなるか解らないけれど作ってみよう」じゃない。最初からタスク(仕事)を想定しているということになる。具体的には自社工場の自動車生産ラインの作業をさせる。

写真はトヨタの工場

説明するまでもなく、自動車の生産ラインには多数のロボットが投入されている。自動運転車も走り回っている。ただ人を必要とする工程だってある。現時点で最も人が必要なのは組み立てライン。エンジンを車体に搭載し、サスペンションを取り付け、インパネを組み込むなどの工程だ。ここは固定式のロボットだと対応できない作業内容ばかりになる。

ヒューマノイドなら相当カバーできることだろう。以前、三菱自動車の岡崎工場を見せてもらったが、初期段階でも30%くらいはヒューマノイドに担当させられると思う。今や日本の製造業は慢性的な人不足に悩まされている。人手不足分をヒューマノイドでカバーできれば、求人で困ることも無し。はたまた人減らしをすることなく経費削減が可能。

直近3年のヒューマノイドの進化を考えれば、3年すれば自動車の生産ラインの人員を大幅に減らすことが可能になると思う。ここで得たノウハウをベースにAIを育てて行くことで、様々なタスクができるようになることだろう。適切な場所まで部品を持って移動し所定の場所に取り付けたり、ボルトを締めたりできれば人間が行う作業の多くをカバーできる。

逆に日本がヒューマノイドを作らなければ、やがて中国製のロボットがあふれかえるようになる。そうならないよう、三菱自動車にがんばって頂きたいと思う。冗談抜きで私の老後は99%の確率で文句言うことなく24時間動いてくれるヒューマノイドにお世話してもらうことになるだろう。いろんなタイプを選べるようになるなら、それも悪くないか(笑)。

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3 Responses to “三菱自動車が人型ロボットの生産を決定。今のままだと中国ロボットに席巻されてしまうと思う”

  1. ちょーさん より:

    なんだかんだいっても日本の製造業のレベルはまだ高いレベルにあると思っています。
    再三言われておりますが、決定的なリスクは意思決定の遅さ。
    仕事でいろいろなところと付き合っていますが、とにかくいつまで経っても何にも決まらない。自分たちで引いたスケジュールを自分たちの都合で遅らせる。
    やはり創業社長のような人がぐいぐい引っ張って行かないとならないのかなと思います。

  2. kuz より:

    記事に貼られた中国のロボットを見て、こりゃ負けるなと思いました。日本には無い華やかさ(要するにエロさ)がある。すでに機能性を越えてその先の文化や彩・未来の価値観を見ている。
    昔の日本の製造業こそこうだったと思いますけどね。夢を見れない時代になっちゃいました。

  3. masa より:

     自動車業界には既にロボット化が進んでいるとは思いましたが、新たな工程部分のロボット化+AI化と云う理解でいいのでしょうか?

    それであれば、株価に影響が出ないはずですねぇ…

    かの国の様に格闘技用ロボットとかリンクに張ってあるロボットであれば、かの国に一日の長がありそうですが、かの国には世界中からお金で引っ張ってきますからねぇ…

    かつて、日本から無理筋でODAを使っていた国じゃ無いんですよね。

    日本製品のお客さん・安い労働力とタカをくくっていた訳ではないのでしょうが、開発スピードが日本とは違いすぎる。

    これは、国策で動くのと、責任を取らない上司とでの仕事では
    勝てないですよねぇ…

    そのくせ、売り上げの前年割れは許さず、最低10%以上の売り上げアップを計画させる。

    まぁね、株主の手前、前年割れの計画は発表出来ないでしょうからねぇ…

    とにかく、基幹産業ではかの国に上回る事は無理かもですねぇ
    技術的には世界一のモノはあるとワタクシは思っておりますが
    国沢さんが長年言われていた、ゆでガエルになってしまいました。

    まだ、期待してもいいのでしょうか?

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