あらま! マイナーチェンジのオデッセイもN-ONEも20万円の値上げ~

数日前に読者から教えて貰った価格が少しばかり意外だったため、すぐ記事化しなかったのだけれど、本日になって複数の情報を入手したら同じ数字でした! すでにディーラーで見込み客に対し価格を提示し受注も開始している。11月5日にマイナーチェンジするオデッセイと11月19日に発表のN-ONE、いずれも装備内容を勘案した上での値上がり幅はおよそ20万円です。

まずN-ONE。従来型の「スタンダード・ローダウン」(11月発売のモデルはローダウンベース)の価格126万円に対し、159万9940円。もっとも安いN-ONEでこの価格になるということである。高級軽自動車路線だ。価格設定した人からすると、デイズならハイウェイスター。またはハスラーやタフトのような「少し趣味性の高いモデル」という位置づけなんだろう。

新登場となるターボの6速マニュアルモデルは199万9800円でした(これだけ9を並べると高級感無いです)。1371ccターボを搭載するスイフトスポーツが201万7400円で買えることを考えたら、けっこう強気な価格設定だと思う。外観変えないモデルチェンジを支持する人は案外多いから、売れちゃうのかもしれませんが‥‥。人気モデルになればジジイの評価も当てにならん。

オデッセイは「ビッグマイナーチェンジ」という位置づけ。外観をアブソルートだけに絞り、これまた高級路線を突っ走る。機能面での変更を見ると、自動ブレーキのバージョンアップとジェスチャーコントロールパワースライドドアくらい。スターティングプラスは『アブソルート8人乗り』の350万円。装備内容がほぼ同じ従来型のアブソルート8人乗りだと324万円でした。

おそらくアルファードのスターティングプライスである352万円を意識したんだと思う。アルファード、リセールバリューが猛烈に良いため、買った価格-手放す時の価格だと驚くほど安いのということをホンダは認識出来ない? 最も高いハイブリッドの『アブソルート』は460万円。従来型が415万円なので、前述のジェスチャーコントロールなど新しい装備も上乗せされているのだろう。

一方でホンダは自分の凄さを認識してないように思う。F1で勝てるパワーユニットを作れる自動車メーカー、世界にいくつあるだろうか。新興国の自動車メーカーがF1に出てきてメルセデスやフェラーリとイーブンのパフォーマンスを見せたらブランドが作られていく。日本のクルマ好きからすれば、ホンダがプライドを引っ張ってきてくれていたと言って良い。F1決別宣言は残念無念です。

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