アメリカでCX-90が発表された。日本はCX-60のベーシックエンジン搭載の『XD』(339万円)の納車開始か?

マツダのディーラーで最も評判の良い湘南マツダの在庫情報を見たら、ついに『XD』が登場した。在庫場所は広島。湘南マツダによれば広島の在庫車は4~5週間で納車出来るという。価格は339万9千円! 3.3リッターの直6ディーゼル搭載モデルとして考えたら圧倒的なお買い得感である。私はマイルドハイブリッド無し素のディーゼルを積むCX-60が大本命だと思ってます。皆さんそう考えているようでCX-60、売れ行きイマイチ。

CX-90のデザインはCX-60と共通イメージ

2022年の販売台数は8月~12月までの5ヶ月で5774台。月販販売目標に2000台に遠く及ばない。普通、販売目標はモデル全体を通してのもの。人気車であれば発売直後は2~3倍の受注を受ける。ということを考えたら半導体不足考えても相当に厳しい状況だと思う。湘南マツダの在庫情報を見てもマイルドハイブリッドは即納車ある。ということで期待の素のディーゼルです。このエンジン、まだ誰も乗っていないように思う。

マイルドハイブリッドもガソリンPHEVもなかなか厳しい修行になるトルコンレス8速ATの変速フィールはどんなものだろうか? やがてバージョンアップが行われると思うけれど、それまでは厳しい。動かなくて、動くと減衰力不足でぴょこぴょこするリアサスだって、まだ対応策がないようだ。アメリカで発表されたCX-90は素晴らしい乗り心地とハンドリングを両立しているのか大いに気になるところ。ラージは売らないと赤字かさむ。

日本では3列シートを装備するCX-60ベースのCX-80が追加されるようだけれど、意外なことにCX-8をマイナーチェンジした。CX-60もCX-5と迷った末、スペースユーティリティに優れる後者を選ぶ人がけっこう多いそうな。実際、CX-5って良いクルマだと思う。販売台数も8~12月の5ヶ月間だと1万3652台でCX-60を圧倒する。こいつのディーゼルは本当に良いクルマだと思う。4WDの雪道性能だって世界TOPクラスだ。

ラージ、アメリカでガソリンの3.3リッター6気筒エンジンが売れることを願う。

<おすすめ記事>

3 Responses to “アメリカでCX-90が発表された。日本はCX-60のベーシックエンジン搭載の『XD』(339万円)の納車開始か?”

  1. ARI より:

    マツダは車種が増えてくると、英数字だけの車名だともうどれが何なのか非常に判りにくい気がする…

  2. 猫まんま より:

    アメリカ専売車としたら3.3Lは中途半端ですね。5Lとかにすれば良いのにね。まあそんな余力は無いでしょうけど。
    CX-60は昨年に乗ってみましたけどとにかくトルコンレス8ATの出来が酷すぎる。発進時からいきなりガッツンガッツンですから。これでも一度プログラムのアップデートが有ったとか。クラウンがトルコンレス6ATだけど変速ショック皆無で出足も良い、比較すれば相手にもなりませんね。足回りが固いのは良いんですよそういうのを好む人も居ますから、ただフロントサス?が左右に振られるような不可解なセッテイングが意味不明です。
    現在で一番出来が良いのはCX-5ですね。まあ二代目と言いながらプラットフォームもエンジンも使いまわしのビッグマイナーチェンジで10年も作ってりゃ良くなりますが。
    マツダの悪いところは試作車レベルのものを平気で出して来るところですね。CX-60なんて完全に試作車レベルでしょうに。せめてあと一年改良してから出せば良かったのに。

  3. UPS26FW より:

    現行CX-5乗りですが、今年4月に車検なので買い替え検討しましたが、いかんせんCX-60は外寸がデカくなったのに後席のレッグスペースが若干ですがCX-5より狭くなったので、家族からはNG。あと、マイルドハイブリッドを検討したんですが、すべて本革シートなので、その点でもNG。XDハイブリッドのSパッケージでもあれば俎上に載ったのですが、PHEVにはあるのに、XDハイブリッドにないのは不可解ですね。

猫まんま へ返信する

このページの先頭へ