コロナのバブル、そろそろ終焉か?

新型コロナ禍、TVなど大手メディアは困った人ばかり取り上げていたけれど、国民の70%が「変わらない」か「よくなった」と言われてます。そりゃそうだ。大手企業や官公庁の給料は変わらない。新型コロナ禍で国が強烈な予算を組み投入した結果、例えば中小の飲食業は補助金でウハウハ。新型コロナを扱う医療関係もかつてない好況に沸く。

結果、バブル景気の始まりと同時に動き出すという高額輸入車やプレジャーボートは、2020年の5月くらいから相場が下がらなくなり、夏にはかつてないくらいの好況になった。コンディション良いフェラーリやポルシェの中古車出たらすぐお客付く。プレジャーボートも瀬戸内海の置き場所まで埋まり、九州以西にいかないとダメという状況になる。

以後、直近まで同じ状況だったものの、4月あたりから変わり始めたという。真っ先に景気の動きが出るプレジャーボート、購入しようとする人は減り、手放す人など出てきた。東京都で最も大きい夢の島マリーナの場合、年初まで「空きの予約」すら受け付けていなかったが、4月になってフネのサイズによっては置けるようなったそうな。プチバブル終了の風が吹き始めた?

今後、新型コロナ関連の国費投入は減って行くだろうし、今までバラ蒔いた税金を回収すべく増税も始まるそうな雰囲気。加えて富裕層は欲しいアイテムをゲットしてしまった、という分析も出てきた。現在進行形で「バブルですね」と思える少し古い日本車の相場は、そろそろ落ち着くという専門家が少なくない。欲しいと考えているなら待ってみるのも手。

好況が期待されるのはインバウンド系。日本の物価、世界基準で見たら驚くほど安い! 欧米の人が日本に来たら何でも買って帰りたくなるレベル。今まで辛い思いをしてきた観光業界はもう少しの辛抱だ。夏になればインバウンドが戻ってくることだろう。逆に厳しいの、補助金で潤ってきた中小の飲食業かもしれません。外のみする人が明らかに減った。

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