リーフe+とアウトランダーPHEV、ほぼ価格同じです! リセールバリューは圧倒的差?

62kWhという大容量電池を搭載したリーフe+は、電気自動車としての性能的問題を”ほぼ”克服したと思う。しかし! 価格の高さがハッキリ出てしまった~。安全装備など並べて比較した場合、リーフe+が382万円(補助金40万円を使った場合)&6kWh充電器約20万円。アウトランダーPHEVは379万円(同20万円)。4WDだし広いし人気のSUVだし航続距離無制限。価格で勝負にならん。

という原稿を書いた後、リセールバリューのことも付け加えようかと思ったけど長くなりそうなのでやめておきました。改めてコチラに書いておきます。2016年の春、リーフ30kWhの『G』を買った人と、アウトランダーPHEVの『セイフティパッケージ』を買った人が、車検を機に乗り換えようとした、と考えて欲しい(正確には補助金を返却などもあるため、金額は少し変わります)。

アウトランダーPHEVなら雪道だって上等!

まずアウトランダーPHEV。補助金を使った後の新車価格は374.8万円。リーフなら同じく368.8万円でほぼ同じ。取得税と重量税、自動車税の免税はどちらも同じです。3年後、手放さそうとしたらアウトランダーPHEVだと驚くほど高い値が付く。中古車相場より30万円安い値でいうと、250万円です。一方、リーフを手放さそうとしたら、けっこう厳しい。130万円出たら御の字でしょう。

クルマの価格は買った額=手放した時の額。3年分のアウトランダーPHEV代を出すと124.8万円。同じくリーフ代は238.8万円になってしまう。100万円以上高い! これから新車でアウトランダーPHEVとリーフを買った場合も、3~5年後のリセールバリューの傾向は変わらないと思う。普通に考えたってリーフの苦戦は免れまい。もちろんディーゼルのCX-5という選択肢もあります。

いつになるか不明ながらリーフe+と同じ60kWh程度の電池積んだ電気自動車が300万円くらいまで下がってきたら、イッキにゲームチェンジすると思います。普通のガソリンエンジンだけでなく、車両価格+燃料コストの総合金額でハイブリッドやスカイアクティブXだって勝負にならないですね。あと70万円! 無理じゃ無いような気がしてならない。その日は遠いのか近いのか? 

 

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