中古車相場の下落や新車の納期など、徐々に正常な状況に戻りつつありますね

新型コロナが落ち着いてきたのと同じタイミングで、皆さんの生活もコロナ以前に戻りつつあるようだ。一部でのお金余りが落ち着いてきたらしく、異常な消費活動も収まりつつある。顕著なのは中古車相場。半導体不足が収まり始めているため、生産台数を見ると伸び始めた。トヨタなど、登録台数見る限りもはや通常の生産状況に戻った感じ。

一時は国内だけで100万台を大きく越えていたと言われるバックオーダーも60万台程度になってきたという。1年半くらいで解消出来るという。納期は急速に短くなっていくだろう。また輸入車の入荷台数も順調。ブランドによっては在庫を持つようになり、在庫車なら納期すぐというケース続出。特にドイツ勢は普通にクルマが入ってくるようになったそうな。

こうなると下落するのが売り物不足で高い相場だった中古車。先週あたりから動きが鈍くなると同時に、納車台数伸び始めた新車と引き替えに発生する中古車は増加傾向。中古車市場での在庫も増えているようだ。こうなると高い価格で仕入れた中古車を抱えることになり、中古車業界にとっては一時的に厳しい収益状況になると思う。逆に考えると、少し待てば安くなる。

興味深いことに新車の納期もまだら模様になってきた。トヨタ車についちゃ難しいようだけれど、納期長いと言われているクルマながらディーラーに行くと在庫車があったりするケースも出ている。こうなると「納期でクルマ選びをする」という状況から、以前のように「人気車を買う」に戻りそう。クルマの買い換えを控えていた皆さんは、そろそろ動き始めていいと思う。

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2 Responses to “中古車相場の下落や新車の納期など、徐々に正常な状況に戻りつつありますね”

  1. AKIO より:

    最近街中で新型プリウスを結構見るのでかなり納車されて来ているんだなと思っていたところです。

  2. アミーゴ5号 より:

    中古車市場は、需要と供給曲線がきれいに出ますよネ。

    新車市場全体の供給不足が、これだけ中古車に影響したを、リアルで見たのは初めてかもしれません。

    もう一つ気になるのは、多年多走行車のロシアへの輸出。経済制裁の網の目をかいくぐって行われていたようですが、最近はどうなのかな?

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