拝啓ブラックサタン殿。この手抜きはないっしょ!

先日、来年欧州で販売となるマツダ2はヤリスと全く同じ、と紹介した。その時点で「フロントグリルくらいマツダ顔にしないの?」と思ったけれど公式フォトを見てさらに愕然とす! 前回も紹介した通りエンブレム以外、全く同じ。そのエンブレムを見たら、なんか妙。ヤリスと見比べて合点する。驚いたことにマツダのエンブレムとバンパーの形状が合っていない。

トヨタのエンブレムを取り去り、マツダのエンブレムを付けているのだが、形状もサイズも違うためスンゴク無様になっている。いくらなんでも酷い。バンパーの型を少し変えればいいだけ。マツダ、そこまでケチったのか? そもそもデザインが売りのメーカーだと思っていたのに。デザインイメージを一気通貫してるのもマツダのコダワリだったハズ。

最初から売る気無しということ? ここにきてマツダ内部で様々な齟齬が出ているらしい。悲鳴に近いような話も聞く。なかでも決定的なのはディーラーから出ている「ラージ売れるのか?」というもの。今でもマツダの売れ筋は安価なマツダ2。高額車になるにしたがい、お客からの引き合いが悪くなるそうな。そんな状況で500万円近くなるラージ商品群、売れるんだろうか?

決定的になったのがスクープされたCX-60の写真。どう見たってエモーショナルじゃない。腰が抜けるくらいカッコいいデザインを期待していたディーラーも多かったようで、写真見て「これは厳しい」と皆さん思った? フロントバンパーの手直しも出来ず、安全技術のメディア発表会もテストコース使う予算の無い状況を考えたら、ディーラー支援策も限られる。

マツダ、いいものをたくさん持っているのに、と思う。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ