新型MIRAI納車。いやいや期待を大きく上回る質感です。ただサメ顔があか~ん

新型MIRAI、納車になりました~。井荻店は4台受注しているそうな。クラウンに乗っているような人に試乗して貰うと皆さん「いいね!」好評とか。けれど受注に至らないのだという。どうやらデザインが腑に落ちないらしい。そらそうだ。私もダメです。なんでサメ顔にしたんだろう、と不思議に思っていたら「なるほど!」。アメリカで絶賛されているようだ。

考えてみればカムリもこの系統の顔つき。ベンツSやジャガーXJクラスになると日本も欧州もアメリカも共通した好みなのだけれど、ミドル~アッパーミドルサイズってアメリカ人の好みと日本人の好みは全く違う。ベストセラーカーだった頃のトーラスは忍者タートルみたいだと思う一方、クラウンをアメリカ人に見せると「なんだこりゃ」だった。

新型MIRAI、アメリカを優先したんだと思う。だったら違う顔のバリエーションを1つ作ったらいい。2年くらいして水素ステーションが増えたあたりのタイミングでアルファードを参考にしたデザインの追加ですね! クルマの方は乗っているレポートを場面毎に紹介するけれど、ファーストインプレッションは「予想以上の質感でした!」となる。いいクルマですよ!

納車され帰宅しようとメーター見たら6分の1くらいしか入ってない。御存知の通り水素ステーションの信頼性は今だ低い(点検中だったり売り切れだったり)。水素ステーションまで距離のある人だと、納車された時から水素ケツでエンコの心配をしなくちゃならない。休日とか夜の納車だと水素ステーションやってないから、自分のクルマになってもまず家に帰るしかないです。

幸いウチの近所には信頼性低く&営業時間短いながら水素ステーションがある。納車から直行したら一生懸命営業中だったものの、何と先客が2台とな! 全くお客が来ない日もあるという高井戸で3台も充填待ちが並んだの、初めてだと言っていた。ここはタンクを持ち込むステーションのため、連続3台が限界だという(4台目は圧力高くなるまで20分くらい待つ)。

4,53kg入りました。1kg=1210円。1210円で121km走ったら1kmあたり10円。12,5km/Lのガソリン車と同じくらいの燃料コストになります。水素の価格をどうするか考えると、まぁこのクラスのクルマの燃料コストとすれば納得出来る。ちなみに乗った感じから判断する漠然とした車格感で言うと、ベンツならEとSの中間。BMWだと5の少し上といったイメージ。クラウンはEとCの中間です。

満充填し、そのままポリッシュファクトリーへ。先代MIRAIは納車後そのままサンコーワークスで全バラにされちゃいました。及川さん、早速塗装の膜圧をチェックすると「厚いですね!」。最近のクルマは100~110ミクロン程度。隣にあるBMWも107ミクロンくらいでした。175ミクロンって最近のクルマじゃ珍しいくらい凝った塗装だという。何だか嬉しい。

新型MIRAI、しっかりコスト掛けて作られていると考えていいと思う。また、様々なギミックや安全装備が標準で付いているのだけれど、今のところ全貌は掴めていない。サーキットや一般道を2~3時間乗ったくらいじゃ使い切れない装備、山ほどありそう。久し振りにワクワクしている。ガラスコーティグ終わったらいろいろ試してみたい。デザインはいじる!

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