日野自動車の不正問題、一番の被害者は汚染された排気ガスを吸う国民です。なのに説明無し!

日野自動車の不正問題、状況を説明して理解して貰う本当の相手は国交省じゃなく国民です。考えて欲しい。不正の結果となるのは排気ガスの汚染。そいつの影響受けるのは日本の大気だ。リコール出したってすぐ対応出来るワケじゃありません。いや、当面リコール対策の部品など作れない可能性大。となった時、どのくらいの大気汚染をするのか全く発表しておらず!

国交省

本来ならトラック業界の情報をたくさん持っているトラック業界のメディアやジャーナリストが日野自動車を取材し、どの程度の汚染度合いなのか聞き出し公表すべきだ。ずっと待っているけれど動き無し! 何の役にも立っていない。私ら乗用車業界の不正や問題などあれば即座に動く。自動車メーカーに落ち度無ければフォローだってする。動かないって何なの?

もはやこれまで! 週明け、取材してみようと思う。もちろん教えてくれないかもしれないけれど、だとしたらもうお手上げです。ちなみに自動車メーカーの場合、公式な発表無くてもバックチャンネルで情報を流してくれる。本来なら守秘義務のある警察から情報流れるハズの無い刑事事件で概要や捜査状況が出てくるのと同じ。そんなこともできないなら、広報の意味無し。

国交省

直接の被害者である国民としては、どの程度の排気ガス汚染が考えられのか知りたいところ。参考までに書いておくと、乗用車の排気ガス規制だってモードテストの範囲内でクリーンな排気ガスであっても、冷間時や高負荷時は基準を超えた濃度のエミッションを出す。日野自動車の不正が、通常の範囲から少し超えているくらいなら実害無し。大きく超えていれば厳しい。

はたまた耐久試験でアウトなら、定期的にメインテナンスすることでクリーンな状態をキープ出来るだろう。そういった対応をすれば実害無いと思う。とにかく全く情報出てこない。そして謝る対象は国交省の役人じゃ無く国民だ。国民の雰囲気が緩めば国交省の役人だって寛大な措置を取りやすくなる。現状で許してしまうと今度は国交省が国民から叩かれることになりますから。

週明けに問い合わせてみます。塩対応喰らったら、それも報告します。

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4 Responses to “日野自動車の不正問題、一番の被害者は汚染された排気ガスを吸う国民です。なのに説明無し!”

  1. アミーゴ5号 より:

    本当に国沢さんが、「ラストサムライ」になってしまいました。

    真実と事実をお待ちしております。
    m(_ _)m

  2. うましか より:

    期待してます!

  3. kawachan より:

    大型エンジン「E13C」のリコール情報
    9/9 日野自動車のホームページ
    9/11 ベストカー Web(記事)
    にあります。

    排出ガス浄化装置の早期劣化で、排出ガス中の窒素酸化物の排出値が規制値を超えるおそれがあるそうです。

  4. 納豆 より:

    素晴らしいです。
    徳大寺さんなら、きっと切り込んでくれたと思いますし、その精神を国沢さんが受け継がれていると思うと、熱いものを感じます。
    それにしても他のジャーナリストやメディアは一体何をしているのでしょうか。

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