次期型スカイライン、出せばハートビートになって日産のブランドイメージがググッと上がるか?

日産の長期ビジョン発表会で「スカイラインを開発中」というアナウンスがあった。日産によれば「ハートビートモデル」の象徴とのこと。スカイラインというクルマ、なぜ人気になったのか? 神話のような物語は1964年に行われた第2回日本GPで生沢さん駆るプリンス・スカイライン(S54B)が式場さん駆るポルシェ904を1周だけリードした時に始まった。

AIに画像頼んだら面白いの出ました~

勝てる実力など無かったのだけれど(練習走行で904は圧倒的に速いことが解っていた)、この物語の全容は徳大寺師匠と式場さんに聞いており知ってるのだけれど、まだお元気な生沢さんも関係している話のため暖めておきます。3代目から「日産スカイライン」になる。ここから桜井さんという名設計者の物語になっていく。そして伊藤さん、渡邉さんが物語を紡ぐ。

箱スカもケンメリもジャパンもセブンスもフルスイング! 正真正銘日本の自動車好きにとってのハートビートモデルでしたね。エンジンもL20からL20ターボ、FJ、RBと変化していく。この間、スカイラインを取り上げれば自動車雑誌が売れた。一方、販売台数はケンメリの67万台をピークに減少。セブンスとR33でガックリ台数を落とし、R34は6万4千台しか売れず。

一部で人気のR33とR34ながら、マーク2に圧倒されてしまった。ゴーンさんがリバイバルさせたV35は「V」という型式名で解る通りローレルとして開発されていたモデルだった。以後、インフィニティになったりメルセデスのエンジンを搭載したりとラビリンスに入る。そこにはポルシェをやっつけた性能も名設計者の姿も無い、名前だけ引き継ぐスカイラインになってしまう。

さて新型スカイラインである。絶望的だったインフィニティ顔をキャンセルし、箱スカをオマージュした雰囲気になったのは100%支持したい。ただハードが現行モデルのキャリオーバーだとしたら、スカイラインの”熱さ”無し。「あんたは魅力を感じるか?」と聞かれたら「ワクワクしません~」。限りなく弱いハートビート(心音)です。若手にはガッツリとハートビートか?

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4 Responses to “次期型スカイライン、出せばハートビートになって日産のブランドイメージがググッと上がるか?”

  1. よしこ より:

    ケンメリは一大ブームでしたね。
    CMの効果もあって、車に詳しくない女性でも「愛のスカイライン」というフレーズは知っていました。
    代を重ねる度に新しい技術やギミック(たしか時速80㎞になるとフロントスポイラーが自動で出てくる)もありましたが、徐々にコンセプトが変わってしまった感があります。
    その都度、ファンの間で論争が起こるという稀有なモデルですが、今ではすっかりプレミアムスポーツセダンになりました。
    400Rに代表されるように、走りは素晴らしいと思いますが、高くなりすぎましたね。
    何はともあれ次期モデルがどうなるのか、少しだけ期待したいと思います。

  2. アクシオム より:

    V35は、あくまでも1990年代後半に次世代ラージセダンとして開発されたXVLであり、ローレルとして開発されたのならC36になるはずです。第二世代GT-Rの開発を担当された方に伺いましたが、XVLはあくまでも次世代ラージセダンで、スカイラインでもなければローレルでもなかったと仰っていました。XVLは、先行開発で水野さんが手掛けた車両で、その中でFMプラットフォームとV6エンジン、さらにトロイダルCVTをR34GT-Rの主管を務められた渡邉衡三さんがR34GT-Rに採用したいと検討したことはGT-Rマガジンでも語られていましたね。
    確かにV35スカイラインは、そのデザインから微塵もスカイラインのアイデンティティは感じられませんでしたが、このモデルのおかげでスカイラインはインフィニティG・Q50とともに生き残ったし、V35以降のラージFR車に多大なる影響を与えたという意味では、僕は評価してもいいと思います。
    次期スカイラインは、昔スカイラインに憧れていた層にとっても、現代の若者にとってもおそらく話題にはなってもおいそれと手にできるクルマにはならないでしょう。
    もし、スカイラインがこれからも存続させるとしたら、クラウンのようにクロスオーバー、セダン、スポーツと派生展開させないとダメでしょうね。それをするには、日産という会社の体力と今後復活させるGT-Rやシルビアまでカバーできるプラットフォームを新規で開発していないといけませんね。
    日本のマーケットだけで展開するのであれば、RZ34にように、RV37で生き残るしかないですね。

  3. 還暦オヤジ より:

    セリカも復活するしスカイラインの復活も喜ばしいけどどちらも価格が高価格帯の車になりますよね。
    昔若者が憧れた車ですが、プレリュードと言い若者がとても変えない価格の車になるのはどうなんでしょうね。
    と言うか国内で1000万円弱、海外だと10万ドルクラスの車がポンポン売れるほど需要がありますかね。
    スカイラインの神話だって国内だけで海外では通じないだろうし。今の日産の体力では、また作ったけどそのまま放置プレイになるのではと危惧します。

  4. 宇野耕太郎 より:

    スカイラインの名前にはオマージュ有ります
    日産に吸収?される直前のGTB、ウェーバーキャブの直6、油断するとかぶりまくる奴、苦労しました。
    初代GTRのS20クラッチ重くて脚がつりました。
    唯一のステーションワゴンのターボバージョンでタービンの回転落とさないよう左足ブレーキをマスターして18万キロ乗りました。
    敢えて『プリンス自動車』としての源流を見つめなおしていただくのは、無理でしょうね。

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