次期型ノートか?

いやいや驚きました! 日産がカッコ良いクルマを出してくるなんて予想もしていなかった。四の五の言わず下の写真を見てい
ただきたい。ボディサイズは全長4150mm×1740mm。イメージとしちゃ『ノート』である。ジュネーヴショーでワールドプレミアされたこのクルマ
『インビテーション』というネーミング。
 
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日産どうしちゃったの?
 
リアビューも文句なし! マーチやリーフと同じメーカーの作と思えない。日産は今年タイ工場で生産するティーダ・ラティオとノートを発表するが、この雰囲気を持っていたら相当売れるんじゃなかろうか。少しホンダっぽいデザインながら、カッコ良ければ文句なし。ヨーロッパでの発売は2013年と発表された。
 
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気になるのが「マーチのプラットフォームを使っている」という日産のリリース。2013年の新型車なら2月28日に紹介した『CMF』を採用してくるハズ。ということはヨーロッパでの2013年モデルであり、夏にも発表される次期型ノートそのものという可能性大。だとすれば相当イケる。大いに楽しみ。
 
ノートなら搭載されるエンジンはマーチと同じ1,2リッター3気筒と、スーパーチャージャー付き1,2リッター。オーバーフェンダーがそのままとは思えないので、若干削って5ナンバーワクに入れてくることだろう。価格次第でフィットやヴィッツに肉迫するかと。JC08でヴィッツやフィットを凌げば凄いです。 
 
もう一台のワールドプレミアである『ハイクロスコンセプト』は、写真の通り「ああ日産ですね」。三菱自動車のアウトランダーそっくり。こういうクルマを見ると「ゴーンさんはPSAにアウトランダーをOEMしているのが許せないのね」と思う。見るべき点はパワーユニット。2リッター直噴+1モーターハイブ
リッドの4WDなのだ。
 
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ボディサイズもアウトランダー級
 
エンジン+クラッチ+モーター+CVTの後ろにクラッチと電子制御カップリングを持ち、後輪にも駆動力を伝える。発売時期を公表しなかったが、日産のFFハイブリッドは2014年モデルから。ハイクロスコンセプトも2014年以降の発売だろう。インビテーションくらいのデザインレベルとすれば、これまた売れそう。
 
・ECOカーアジアは「急速充電方式で日本基準敗れる?
 

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14 Responses to “次期型ノートか?”

  1. 白木 晴幸 より:

    『急速充電方式』でヒトコト。EV技術に関しては日本が先行したものの、ユーザーに不親切なシステムでは支持されません。
    「良いものは良い」、お客さんだってバカじゃない。ユーザー本位の仕事ができないメーカーは最後は見捨てられます。

  2. ねこまんま より:

    かっこいいですね、なんかフィット+アクアに見えますけど。
    アウトランダーもどきは今までの日産イメージ、
    最近の車はあんまり個性無いんでむしろぱっと見で日産車って判るのはある意味凄い個性じゃないかと。
    ベンツのでっかいグリルやBMWの出っ歯みたいに。
    でもあれだけ「ハイブリッドはニッチだ」と言ってたわりに最近ハイブリッドが多いような?
    ま、ゴーン会長のダブルスタンダードは今に始まった事じゃけど。
    昔にセドグロで「世界の名車はV」とかいって半年もしないうちに直6出したときと変わらない。
    トップが替わってもこれが日産の伝統か。

  3. 阪口 正輝 より:

    次期ノート期待できそうですね!!
    大学生の時に某レンタカー屋で4年間アルバイトをしていて、現行ノートをよく乗っていました。
    「使い勝手はいいが、微妙なデザインとCVTのギクシャクが酷い」という印象が強い車でした…
    デザインはクリアしたので、次期ノートのトランスミッションが何処まで進化しているかに注目です。

  4. 買取屋 より:

    日本的経営〜トヨタの二番煎じで破綻寸前だった日産を立て直し〜完全復活させたゴーン社長はホントにエラい!最初は単なるコストカッターだと思っていたがツボを押さえたクルマ好き…あまり儲からなくても気合いの入ったGTーRやZも復活!レース活動も続けるんですね〜内外OEMも活発化〜EVやディーゼル、そしてハイブリッド迄〜現地生産及び市場対応、エコカー減税や震災対応も実に見事!海外戦略や生産コストも世界規模で煮詰める感じ…トップダウンで辣腕を振るい迅速に動いてるような…しがらみだらけの日本的経営では有り得ない発想の連発!これからも期待出来そうです…怒涛の勢いで五年後位にはトヨタとGMを抜いてVWと世界一を争ってるかも…どちらも海外戦略が巧みですよね〜

  5. より:

    うーん、かっこいいですかね?
    ぱっとみプリウス?って感じですが…
    まあ、空気抵抗を下げようと思ったら似た形になるのは
    仕方ないんでしょうが。

  6. 小林 英弘 より:

    『エコカーアジア』のお話に関してですが…。
    電気自動車の充電器のカプラーが2種類あって「状況によって使い分けなきゃいけない」なんて、欧米メーカーから見れば「非合理的極まりない」なんでしょう。なので現在、日本&アメリカで既にリーフ買った人達の事なんか完全無視して充電器に関しては「同じカプラー1個であらゆる状況で充電できる規格」にすると発表したのでしょう。まぁ…それに関しては百歩譲って理解出来ます。私だっていちいちカプラーを使い分けなきゃいけないなんて面倒くさいですからね。
    しかし…この類の件に関してどうしても感じてしまう事が…もうこのコラムで5回位は言ったと思いますが…今回は国沢さんの論説から引用しますが、「なんで私ら日本の規格を使わなくちゃならんの?(以下省略)」と「日本人が決めた規格なんか使わない」の部分に関してです…。
    普通、どんな分野のどんな商品であれ、対象とする顧客の趣味嗜好を精査した上で「少しでも多く売れる様に」対象の顧客に関するあらゆる情報を収集&分析し、顧客のニーズに完全対応した商品を開発をするでしょう!? それなのにクルマだけはなぜ平気で「左ハンドル仕様」を売りつけるんですか? 渋々かどうか知りませんが「右ハンドル仕様」を造った場合でも、なぜ「右ワイパー&左ウインカー」をそのままにした中途半端なクルマを日本市場に売りつけるんですか?(←日本の法規に違反してますよ!?) 私にはそれが「日本人=日本市場を見下してる」潜在意識の現われ!としか思えません!
    …国沢さん。「(前略)そもそも日本の「モノゴトの決め方」を見ると、利権やチカラ関係で決まる。決して効率や使う側のメリットなど考えない。だからこそ日本の携帯電話もETCもヤヤこしいことになってしまった。私がヨーロッパの人間なら「日本人が決めた規格なんか使わない」と即座に思うことだろう。ということで、そうなりつつある。(後略)」なのは事実ですし、同じ日本人として情けない事この上ないですが! そんな日本国内のくだらないアレコレはひとまず置いといて! 海外で起こっている事に、そこはかとなく「欧米の人達が「日本人」を自分達より「格下」の存在」と見做している…という「空気」を感じませんか?

  7. さね より:

    久々素直にカッコいい車が日本車?から出るんですね。日産なのでCVTなのでしょうねえ、簡易式のモーターの4WDなのが残念ですけど。ジュークがあるのでどうせなら同じようなのにしてほしいなぁCVTも技術発表した新世代のやつでお願いします日産さん。出来れば日本の工場で作ってほしいです。タイなどでもいいですけど雇用など考えると…それにタイ製品だからといって激安ってほどでもないし。日産を見直しましたSUVの方はちゃんとハイブリッド4駆なんですね。 雪国の人には売られたら朗報だし、ハイブリ4駆でもモーター1個なので値段もリーズナブルなら先をいくなぁ日産。でもともするとやっぱりマツダ、三菱はより厳しい戦いになるのかぁ。中身次第ですがCXー5とインプレッサのライバルが増えたなあ時期候補。

  8. kine より:

    規格やレギュレーション、日本で作られる規格やレギュレーションは穴が有り抜け道が有る様な気がします。
    日本は基本がAC100Vです、ヨーロッパは基本AC200V以上なので日本のようなAC100Vと言う低電圧での充電を考慮に入れる必要が無いので、低速側の充電プラグ入らない!、となったのではないでしょうか?。
    日本の場合、単相200Vの配線が入っている家がほとんどですが、古いタイプのエアコンや電子レンジか、給湯器でAC200Vの配線をしているだけなので、現在AC200Vが来ていてもAC200Vは使われていない家がほとんどなのではないでしょうか?。

  9. tonpochi より:

    次期型ノートについて
    日産の自動車で久しぶりにカッコいいと思いました。
    この形をできるだけ崩すことなく販売してほしいです。
    ○ジュネーヴショーその他
    ・トヨタFT-Bh
    http://response.jp/article/img/2012/03/06/170977/416435.html
     正面は赤塚不二夫マンガの「べし」みたい
    ・トヨタヤリスHV 欧州専用のハイブリッド
    http://response.jp/article/2012/03/07/171005.html
     欧州複合モード燃費は28.57km/リットル
     バンパーを普通のものにして日本でも販売すればいいのに。
    ・タタ・メガピクセル
    http://www.nnn.co.jp/knews/120307/20120307038.html
     燃費100キロ、リチウムイオン電池とガソリンを使った発電機を併用するらしいです。

  10. オロネロ より:

    いつもコンセプトカーは格好良いんですよ。コンセプトカーは。
    それが市販車になると、どうして駄目駄目になるんでしょう?
    イースしかり、ミラージュしかり・・・
    これも良いとは思いますが、正直もうちょいスパイスがほしいかな?とは思います。
    あとは燃費一辺倒にせず、色々な価値観を提示して欲しいです。
    例えば走りだったり、パッケージングだったり、未来的なデバイスだったり・・・

  11. COLT より:

    サイドのプレスラインがわざとらしいのが気になります。
    市販バージョンはプレマシーのプレスラインを消したラフェスタみたいになるんでしょうか?
    そうなると・・・・・まんまラクティスですね。

  12. イイネ より:

    凄くカッコイイですね、ただ市販型がベストカーの予想CGみたいだったら笑える(汗)多少高くてもほぼこのままでだしてほしいな

  13. ゴウ より:

    私自身は、これはカッコ悪いと思います。個性的で尖ったデザインだと思いますが、美しさに欠けます。特にグリルとヘッドランプをつなげてしまったのが失敗ですね。つながっていてもいいのですが、違和感を感じさせないようにつなげなければいけません。この車は違和感を感じさせるようにつなげてしまったのが欠点です。ヘッドライトのフォルムが歪になり、普通のユーザーからは嫌われるでしょう。その点、リアのテールランプは写真を見る限りでは、フォルムと共にまとめるのに成功しています。ただ、それをつなぐサイドの彫りの角度が車全体のフォルムを無視していて(角度がきつすぎる)、ここでもまた違和感を感じさせてしまっています。
    美しさと斬新さは両立が難しいものですが、インビテーションは斬新さを優先し、普遍的な美しさとの両立がいまひとつだと思います。これはコンセプトデザインの状態だからかも知れませんが、形を歪にすれば価値が上がるというものではないと思います。おそらくは中村さんもそれを理解していて、最終的にはより受け入られやすい形でリリースするのではないでしょうか。(あ、でも最近のジュークとかみるとわからないかな…)
    デザインというのは既に研究され尽くしていて、普遍的な美しさを保って作り上げれば大抵は過去の優れたデザインとかぶってしまい、逆に斬新なデザインを目指すと普遍的な美しさも失ってしまうというジレンマがあります。しかし、それでもプロのデザイナーなら「まだどこかにあるはずだ」と、斬新さと普遍的な美しさの両立したデザインを探してほしいですね。

  14. tonpochi より:

    コンセプト車の名称は「INVITATION」Bセグメントに位置し、「Polo」などに「真っ向勝負を挑む車両」と位置付けるらしい。
    2013年に欧州から発売する予定。
    以下、日経Tech-On!を引用
    —-
    ガソリンエンジンには、「Micra(日本名は「マーチ」)」にも搭載する3気筒で排気量1.2Lのスーパーチャージャ付きエンジンを改良して載せる。ディーゼルエンジンも用意し、排気量1.5Lの「K9K」をベースにしたものになる。どちらを搭載した車両もCO2排出量を100g/km以下にする。
    –中略
    小型車「ノート」の次期型の車両に見えるが、日産は「ノートとは関係なく開発が始まったもの」(NTCE)と述べた。
    –中略
    車両寸法は全長4150×全幅1740×全高1470mmで、ノートとそれほど変わらない。車両質量は「ノートより軽くする考え」(NTCE)である。
    ——
    うーん、日本での発売はないのかも。

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