沖縄で初めてのラリー開催。基地内のSSや美しい海を望む島の周回SSなどあったら最高ですね

沖縄県で初めてJAF公認のラリーが開催された。準備に3年を掛けたという。沖縄、常設サーキットも無くモータースポーツのイメージは薄い。ただクルマ好きは驚くほど多い。土曜日に行われたイーアスのイベントに1万1千人! ラリーも小規模の受け入れ容量しかないジムカーナ場や自動車教習所のSSとサービスパークに9千人集まったという。手応えあります。

開催地の沖縄市とうるま市の市長も開会式に出席してました。沖縄市長に「基地の中でSSは出来ないものでしょうか?」と聞いたら「可能性はあります」。米軍だって少しは良いところを見せたいと思っているだろう。嘉手納飛行場の中でSS作ってミニ基地祭みたいなことをやれば、米軍の家族だってレモネード売ったりして賑わう。名物SSになること間違いなし!

うるま市は海中道路などあって美しい風景が広がる。うるま市長には「島の中の道をSSにしたら沖縄らしいラリーになると思いますが可能性はいかがですか?」。これまたポジティブ。出来ると思いますとのことだった。初めてのラリーと言うことで手探り場状態。2月とか3月や12月にラリーを開催するなら、これほど良いロケーション無し。海外からのエントラントも期待できる。

サービスパークとなったコザ運動公園はクルマ関連の店舗や体験コーナー、水素関連の環境技術紹介コーナーなど作られており、ちょっとした規模のお祭り会場になっていた。那覇県警が作ったモンキーの白バイ(本物の白バイ用のサイレンやメーターを移植。隊員達が作ったそうな)、子供に大人気でした。こういった展示にも米軍など参加してくれたら楽しい。

スタートは賑やか。肝心のSSは6本の総延長4kmと少しばかり短かった。コースもラリーというよりジムカーナといったイメージ。モリゾウさんも「もう少し長いといいですね~」。基地のSSと島のSSを加えて10kmくらいにしたらラリーの雰囲気出てくることだろう。また、渋滞に30分くらいはまった。これまたリエゾンのルートの改善が求められるる。

なんと「モリゾウさ~ん!」という女性の声がたくさん飛ぶ(笑)

とはいえ沖縄のラリー、伸びしろしか無いと思った。ミライースのようなクルマなら中古車買ってラリー車に仕立てるのに100万円くらいで済む。Gazooラリー仕様くらいの変更点であれば毎日の足にも使える。レンタルラリーカーを作って台湾の人をお客さんにしたっていい。米軍の中にもクルマ好きが多い。アメリカで人気のKカーをラリー車に仕立てて持ち帰ったらウケそう。

写真/沖縄のイースさん

 

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