軽油価格下落

ここにきてガソリンがじわじわ値上がりしている。私の家の近所だとセルフのレギュラーで110円を少し下回る程度。ちなみにスタンドに入ってくる金額は95円程度(ガソリン諸税&消費税)だろうから、リッターあたり15円の利益を載せていることになります。まぁそんなモンでしょう。

興味深いことに軽油の価格がぐんぐん下がってきた。こちらは本来だと卸価格にして86円(軽油税&消費税)くらいのハズ。15円利益を載せたら101円。けれど実売価格は90円くらいです。おそらく景気の悪化と暖冬で軽油/灯油の需要が減り、ダブ付き始めているんだろう。「定価」より流通価格の方が安いということ。いずれにしろガソリンと軽油の価格差が再び開いてきた。

今後どうなるだろう? 参考までに書いておくと、ピークだった昨年7月は税抜きでリッター100円。それが3月で同37円と暴落している。ここにきて上がり始めているものの、大きな為替変動や社会争
乱なければ夏まで現在の相場と同じ程度の値動きになると思う。軽油は7月に同110円。現在同50円。夏までに5円くらい下がる気配。
            


ソリンと軽油の価格差は15〜20円くらいをキープすると思う。このくらい違うと、燃費で30%。燃料コストで15〜20%安いディーゼルの優位性が出てくる。言うまでもなく今回の不景気から脱出すればまたぞろエネルギー問題から逃げられなくなります。ディーゼルの開発で出遅れたメーカーは挽回の好機だと思う。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ