ECOカー補助金

大幅に遅れていた今年度のクリーン自動車補助金がやっと発表された。内容をザッと紹介しよう。まずリーフ。売れ筋になるだろうナビやサイドエアバッグ付き中間グレードの『G』(330万6千円)は今まで通り78万円補助金が付くため、実質的には252万6千円。依然として同程度の装備内容持つプリウスより安価!

プリウスPHVの『S』(304万7619円)は2016年度の目標価格が254万6千円に設定され、補助金33万円。したがって271万7619円と、普通のプリウスの『S』(232万円)より相変わらず40万円近く高いため、今後も売れないだろう。どうして好機到来とばかり大幅値下げに踏み切らなかったのだろう?

アウトランダーPHEVも今までと同じ。急速充電器付きだと35万円の補助金が出るため、ベーシックグレードの『E』(323
万5714円)なら288万5714円と買い得感満点だ。ナビ付きの『G』(385万8572円)だってアコードHVより安い350万8572円になる。やっぱしアウトランダーPHEVはお買い得。

素晴らしいのがミニキャブMiEVトラック。181万9524円が150万
9524円になる。参考までに書いておくと、大幅値下げしたリーフについちゃ2016年目標に対し100%分の補助金を認定しているものの、その他のモデ
ルは値下げしていないため罰則的に3分の2分の補助金しか出ない。やっぱり日産頑張った。

補助金対象車


くなるかもしれない、と言われていたクリーンディーゼルへの補助だけれど、キッチリ残されてました。CX-5で10万円。アテンザは12万円。なかでもア
テンザの12万円って決定的だ。補助金なくても燃料コストを考えればガソリンより安かった。12万円も補助が出るとなれば、ディーゼル買うしかないでしょ
う!

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2 Responses to “ECOカー補助金”

  1. tonpochi より:

    久しぶりにコメントさせて頂きます。
    エコカー補助金ってもうしなくていいのではと思います。
    というのも、プリウスのミニマムオフセット動画を見るといくら燃費がよくても私は購入しません。もっと安全性を確保していただかないと。
    ということで、私が今一番欲しい車は、先生が購入されたボルボV40です。その次はゴルフ7です。
    車は安全性が第一ですよ。なので、セイフティーカー補助金を出して欲しいです。日本人は、「日本車=安全」という一種の神話を信じているようですが、実際には一定のテストでいい評価を得るためだけの安全しか確保しておらず、様々な事故を分析した上での安全性は確保されていないと思います。
    セイフティーカーの基準は難しいかもしれませんが、ミニマムオフセットと自動ブレーキ(30Km以上でも動作)をクリアする車には、プリウス以上の補助金を出してもいいと思います。

  2. gandrung より:

    遅まきながら、初めてコメントさせていただきます。
    補助金ですが、同じエンジンで同じ燃費ながら、グレードの違いで額が異なることに納得いきません。
    エコカー補助金ならば、エンジンや燃費だけを基準とするべきで、本体価格は考慮すべきではない、と考えます。
    附属オプションがエコにどう関係あるのか?
    エンジンと燃費だけで、グレード関係なしに一律金額でよいと思います。
    グレードの高いものを買わせようとする、見え見えの官産の誘導がいやですね。

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