eパワー、ハイブリッドだと認識されていないため人気の波に乗り切れていない?
今や売れ筋はハイブリッドである。トヨタはもちろん、ホンダも流れに乗るべくハイブリッドの連呼を始めた。そんな中、日産のeパワーはユーザーからハイブリッドだと認識されていないらしい。ディーラーで「日産はハイブリッド車を作らないのか?」と聞かれることも珍しくないという。実際、日産のWebにあるeパワーの紹介ページを見るとハイブリッドという文字皆無!
クリックして頂ければ解る通り「乗れば解る」とか「モーターは始動時から一瞬で最大トルクを出せる」「100%モータードライブで静かな車内空間」といった表現ばかり。御存知の通り今や電気自動車は明らかに不人気。そしてハイブリッド人気。なのにeパワーの紹介を見ると電気自動車よりである。なんでハイブリッドと表記しないのかと言えば、旧体制のまんまだからだ。
そもそも紹介自体、間違いばかり。確かにモーターは始動時から最大トルクを出せる。いや「始動」からして違う。モーターの場合「起動」と言う。そして最大トルクを出せるのは十分な電力あってのもの。エンジン掛かるまでは1,5kWhしかない走行用電池の電力しか使えない。起動時から最大トルク出そうとすれば発電用エンジンを最高出力回転数まで回さなければならない。
上は現在の表記。明らかにハイブリッドである
また100%モータードライブは間違いないけれど、だから静かな車内空間かとなれば明らかに違う。高速走行していれば3気筒エンジンが常時回っているためエンジン車と同じ。全開加速も賑やか。こういった欺瞞、「キーッ!」の頃に決めたのだけれど、そいつを正しく表現しようという動きになっていない。旧体制派のメンバーが上層部に残っており、メンツを潰せないからだ。
「キーッ!」時代は電気自動車だと認識させようとした
eパワーはどんな基準を持ってしてもハイブリッドである。エンジンとバッテリーという2つのエネルギー源の良いところ取りをしている。第3世代eパワーの先行試乗会の際、開発部門に「なぜ間違った認識をさせるのか?」と聞いたら、即座に正しい図を作ってきた。赤石さん率いる開発部門は変わろうとしているんだろう。残念ながらエスピノーサさん、裸の王様のまんまらしい。
新型キックスも新型エルグランドもハイブリッドだと言い切った方がいいと思う。ここ、裸の王様かどうかのリトマス試験紙のようなもの。変わらない限り悪い取り巻きのまんまだということです。
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