VWゴルフ8発表。48Vのマイルドハイブリッドで2021年燃費規制クリアを狙う?

新型ゴルフが発表された。2021年から徐々に厳しくなる欧州燃費基準をクリアするため、VWに代表される欧州勢は48Vのマイルドハイブリッドを続々投入していくようだ。何回も書いてきた通り2021年規制、平均燃費で24,4km/L(ガソリン車。ディーゼルだともう少し厳しい)とハードル高い。したがって普通のガソリンエンジン車だと足を引っ張るだけ。

VWも以前フルハイブリッドを開発し販売したものの、全く売れず! ギクシャクするし、割高だったため評価されませんでした。懲りたんだろう。48Vバッテリー使い、ベルトでオルタネーター/モーターを稼働させるシステムとしたのだった。大量生産によりコストダウン出来る模様。なんたってBMWもベンツもみ~んな48Vマイルドハイブリッドを使うようなのだ。

ただ燃費は10~20%しかカイゼン出来ないようだ。やむを得ずディーゼルも残したけれど、これだけだと24,4km/Lは難しいように思う。先日発表した電気自動車『ID.3』で平均燃費を引き上げるなど、総合的な戦略立てている? それでも2025年の燃費規制は48Vのマイルドハイブリッドくらいじゃクリア出来ない。2025年までの”繋ぎ”ということでしょう。

ちなみにトヨタと日産、ホンダは2021年規制をクリア出来るポテンシャルと技術を持っている。2025年も電気自動車やPHVを投入することで対応出来そうなメドが付いてます。マツダの場合、さらに進化させたスカイアクティブXを投入しベース車の燃費改善を図り、電気自動車のMX-30をホンキで売ると言ってる。スバルについちゃアナウンス無し。2021年に欧州撤退か?

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