三菱自動車の岸浦さんに熱効率48%のエンジンや人型ロボットの量産について聞きました

国沢光宏(以下、国沢):よろしくお願いします。お聞きしたかったことが多いので時候の挨拶は抜きで始めさせていただきます。

三菱自動車・岸浦恵介社長(以下、岸浦):こちらこそ、よろしくお願いいたします。なんでも聞いてください。

国沢:最初に伺いたいのは、加藤さんが(加藤隆雄氏/前社長、現会長)もう少し社長を続けるのかな、と思っていたことです。加藤さんになってから三菱自動車はいい流れになり、御社に元気が戻ってきたな、と感じるようになりました。

岸浦:そうなんです。私ももう一年は加藤が社長をやるだろうと思っていたんですが、(2026年の)正月明けに、普通のミーティングをしていて、最後に「4月から社長やれ」と言われたんです。

国沢:「社長になれ」って言われて、どんなふうに思うんですか(笑)。

岸浦:驚きましたが、わかりました、頑張ります、と。突然社長になりました(笑)。

国沢:社長になるような雰囲気や流れはあったんですか。

岸浦:うーん。振り返ると、人事から始まって欧州、米州本部長として北米・中南米を2年、その後コーポレート企画本部長という、社長見習いのようなポジションを1年経験しました。加藤の手足になって動く立場だったので、あとから思えば伏線を張ってくれていたのかもしれません。

国沢:岸浦さんの三菱自動車での経歴を伺いたいのですが。

岸浦:1993年入社です。三菱自動車バブル最後の世代ですね。当時はパジェロやデリカがよく売れていて、95年頃までは調子がよかった。<続きを読む>

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