上海モーターショーで明らかになった日本の4つの弱点をじっくり考察してみたい

2023年の上海モーターショーでの中国勢の躍進ぶりは、世界中の自動車メーカーに衝撃を与えたと思う。新型コロナ禍により停滞するどころか、日欧米メーカーの3~5倍の早さで技術革新が進んでいたのだった。大きな衝撃を与えたファクターは、大きく次の4つに分けられると思う。

1)電池技術

2)OSに代表される制御技術

3)内外装デザイン

4)ハードの仕上がりレベル

である。すべて日米欧のメーカーの進化速度が鈍くなっている部分といってよい。もう少し本質的なところを書くなら、日米欧メーカーはエンジン車の文法から抜け出せていないんだと思う。電池の技術はもちろん、同じくらい重要なのがOS(オペレーションシステム。クルマを制御するPCでの「ウィンドウズ」のようなもの)。トヨタなども電気自動車時代のOS開発に膨大なリソースをつぎ込んでいるほど。<続きを読む>

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4 Responses to “上海モーターショーで明らかになった日本の4つの弱点をじっくり考察してみたい”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    レクサスはLMをだして世界の高級ミニバン市場に対してお茶を濁すみたいですが、BMW・i7なんかを見てLS辺りはどうするのでしょうか。ちょっと心配です。
    GSがないので、LSは5シリーズ相当だとも言ってられないです。

  2. 二級人 より:

    25年ごろからクルマはOSが制御するようになるんですね。勉強不足でした。
    私なんか、大丈夫ですか、と言う側になりそうです。
    今でも駐車中に警報がなったりして、調べてもらっても”不明”だったりします。
    VWやベンツの排ガス不正も勝手に制御モードを切り替えていたと。
    大丈夫でしょうか。

    2023.5.8

  3. マツモト より:

    OSもさることながらモニターに見せる画面にも色っぽさが欲しいですね。
    レクサスのエネルギーフロー画面
    https://youtube.com/shorts/vkg6muYUBLE?feature=share

  4. NiO ES8ユーザー より:

    上海モーターショーを2日間見てきましたが、中国ローカーメーカーに圧倒されました。弊社の中国工場も社用車としてNiO ES8を購入して乗っていますが、バッテリーカートリッジ全自動交換の速さ、バイクのような加速スピード、内外装の品質レベルの高さ、車載OSに賢さに感心させられます。wechatでNIO営業担当、NIOサービス担当、弊社の運転手でグループを作り、いつでもソフトverup、取り扱いについてやり取りできるように購入したあとのメンテナンスも非常にしっかりした体制を構築しています。 

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