新型プリウス、凄いのはデザインだけじゃない。非常用緊急停止機能と大径タイヤについて

トヨタ新型「プリウス」についての試乗レポートはすでに出回っているけれど、誰も書いていないことがいくつかある。ということで、クルマ通なら知っておきたい「新型プリウスのひみつ」について紹介してみたい。まずいちばんの「いいね!」は暴走時の安全対策。今までのトヨタ車はドライバーがアクセル全開のままにしてしまうと、助手席に乗っている人は打つ手がなかった。


 
正確にいえばセレクトレバーを「N」の位置で長押しすればニュートラルになるのだけれど、止まることはできない。一方、新型プリウスは電動パーキングのスイッチを引くだけでOK。すぐに前進するパワーがゼロになり、同時に前後輪へ油圧ブレーキを掛けてくれる。試してみたら急ブレーキでこそないけれど、驚くほど滑らかかつ素早く停止した。これ、覚えておくと良いと思う。<続きを読む>

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2 Responses to “新型プリウス、凄いのはデザインだけじゃない。非常用緊急停止機能と大径タイヤについて”

  1. アミーゴ5号 より:

    新型ブレーキの記事を読んで、池袋の事故を思い出しました。あの時プリウスには、高齢夫妻が乗っていました。

    今度の機能なら、助手席の人がブレーキをかける事できる。メーカーとして、あの事故に対する対策の一つなのかなと、勝手に妄想しております。

    ちなみに、昔ながらのハンドブレーキは、助手席からでも普通に引けましたヨ。さすがにアクセル制御はできませんけどね。

    何でもそうですが、新しいモノはメリット満載だけど、デメリットも少なからずあるのだと、あらためて感じております。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    プリウスの新サイズタイヤの提案からスーパーカブのタイヤサイズ設定を思い起こされました。
    走破性と安定性や乗り心地を総合すると、スーパーカブに装着するホイールサイズは17インチが理想でしたが、そんなタイヤはこの世にない。
    今までにないくらい大量に生産するバイクだから、サイズを作ってくれと頼みこんで17インチのバイクタイヤを作って貰っています。
    プリウスもベストセラーカー前提に新しいタイヤサイズの提案となったのかも。
    数年前にBMWのi3も大径細身タイヤを提案していたと思いますが、ムーブメントになるくらいの台数が売れなかった。

    華音ちゃんのプリウスインプレッションは、思った以上に宇宙から電波受信していたので本当のところ判らなかった部分があったというのが正直なところ。
    国沢師匠の同乗インプレッションで、国沢さんの解説が参考になりました。
    前輪にしっかりブレーキングで荷重かけて…って流れ聴いてた?華音ちゃん。楽しそうで何よりですけど。(笑)
    全幅に対してもトレッド幅広いでしょうし、フロントガラス傾斜に目が行きますがホイールベースの真ん中に近いところに腰が来るし、おまけにホイールセンター軸も高いので、ここまで走りの理想値に近かったらどんなことになるのか知りたかったのです。
    これでシャシーやボディーがヨレヨレだったらアレだけど抜かりなしみたいですし。
    乗ってみたいなあ。

    ミサイル対策も可能な限り入れているみたいですし。
    プリウスに限らずここからトヨタ車全部に暴走事故防止対策して来るんだろうなあ。
    充電ケーブル別売にしてる場合じゃないですよ。

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